今日は久々にゆっくりできました


ショパン 練習曲
クラウディオ・アラウ(Pf)
1956年5,9月、ロンドン、 アビーロード第3スタジオでの録音。
同時期に全く同じスタジオで、先輩のギーゼキングがベートーヴェンのピアノソナタ全集の録音に挑んでました。
不幸にも、「田園」ソナタの第3楽章を録音し終えたところで、猛烈な腹痛に倒れ、緊急手術をうけたものの、帰らぬ人となりました

アラウはさらに40年近く生き続け、ギーゼキングが果たせなかったベートーヴェンのピアノソナタ全集の録音も完成することができました。
さてショパン。
去年のメモリアルイヤーでも、アラウのショパンはほとんど無視されて終わりました。
まぁ、個々の作曲家に「らしさ」というものがあるとすれば、彼のショパンは「らしくない」のかもしれません。
しかしそれ以上に、彼のベートーヴェンがあまりにも素晴らし過ぎるので、このショパンの録音など完全にその陰に隠れてしまってます。
ただ無視するには勿体無いショパン

ルバートは控え目、ペダルをやたらと多用することはありません。
激しい曲でも、決して叩きつけるようなタッチはなく、そのあたりが地味に聞こえるのかもしれませんね。
現行盤はこちら
