ハンス・ロスバウト(1895-1962)オーストリアの指揮者。
戦前はフランクフルト帝国放送管の音楽監督、戦後はミュンヘン・フィルの首席指揮者を経て、1947年から死去するまで南西ドイツ放送響の首席指揮者を務めました。
周知の通り、現代音楽のスペシャリストとして、ストラヴィンスキー、 メシアン、 ブーレーズ、 ダラピッコラ、 ハルトマン、 ヘンツェ、 ペンデレツキなど、世話した作曲家は枚挙に暇がありません。
他方でハイドンやモーツァルトも素晴らしく、ダ・ポンテ三部作やハイドンの交響曲も、古典の枠にビシッと収まった清々しい演奏を遺してます。
そんなロスバウトのマーラー(オケはいずれも南西ドイツ放送響)

交響曲第7番(1957.2.18-20)
彼の録音の中でも、密かにロングセラーを続けてる逸品

デュナーミクのコントロールと、決して新しい録音でもないのに、響きの整理がよく出来てます

交響曲第9番(1954.1.7)
音質はやや劣るものの、彼の特質がよく出た演奏。
バーンスタインの見栄をきるようなタメはなく、ハッタリ無しに楽譜を音にしてます。
ただ1音1音の密度は極めて濃厚。
彼のマーラーは他に、第1番が2種、第4番が1種、第6番が1種、第7番が1種、「大地の歌」が2種存在します
