今日はヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」を


アメリカに亡命後は、あまりいい作品を書かなかったなどと言われますが、この作品はそれに反論できる素晴らしい作品ですね。
ブラバンなどもよく演奏してますね。
最初に聴いたのは…

フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
1947年9月16日のベルリンでのライブ。
大戦中のドイツではヒンデミットの作品は禁止され、しかもいわゆる「ヒンデミット事件」で苦い思いをしたフルトヴェングラーだけに、感慨もひとしおだったことでしょう。
同年4月のヒンデミット宛の書簡の中でも、この作品に関心を抱いていることを伝えてます。
当時のベルリン・フィルが、ジャズの影響の濃厚なこの作品のシンコペーションのリズムに果敢に立ち向かってます(笑)

ヨッフム&ロンドン響
1977年のロンドンでのライブ。
ヨッフムのヒンデミットは、商業録音はほとんどなかったと思いますが、ライブ音源は複数存在します。
それでもヨッフムの同曲は、このCDが初出でした。
演奏時、75歳の巨匠ですが、桂冠指揮者を務めたロンドン響相手に、ノリノリで恐ろしく元気のいい演奏を披露してます。
終演後の聴衆の熱狂ぶりも納得の出来です
