今日聴いたのは
「魔笛」史上初の全曲録音(1937年)
指揮は
トーマス・ビーチャムわざわざナチ政権下のドイツに入り、ピットの経験のないベルリン・フィルを振りました。
歌手陣は、当時のベルリン国立歌劇場の主力を投入し、タミーノは
ヘルゲ・ロスヴェンゲ「なんと美しい絵姿」のなんと輝かしいこと

パミーナは
ティアナ・レムニッツアガーテ、エルザ、オクタヴィアンを得意としました。
パパゲーノは
ゲルハルト・ヒュッシュ晩年、日本でも教鞭をとった彼の全盛期が聴けます。
パパゲーナは
イルマ・バイルケ1942年のザルツブルク音楽祭での「フィガロ」で、スザンナを歌った録音があります。
ザラストロは
ヴィルヘルム・シュトリーンツ当時の流行歌の録音も大量に残してます。
夜の女王は
エルナ・ベルガーこの時期、この役を独占していました。
なお彼女の自伝によると、彼女は録音の一部に立ち会えず、ビーチャムの録音にカラオケのように歌だけ後録りしようとしたのですが、技術的に不可能で、結局は別の指揮者で録り直したそうです。