今日はギーゼキングが弾いたシューマンの2枚を聴きました


クライスレリアーナ(1942)
謝肉祭(1943)
ピアノソナタ第1番(1942)
録音年データの正確性は?ですが、聴いた限り、大戦中のドイツでのテープによる録音と思われます。

ダウィド同盟舞曲集
お騒がせレーベル・米ウラニアからのライセンス盤

この2枚のシューマンでも、ギーゼキングの特徴がよく出てます。
強靭な打鍵、ダイナミックレンジの大きさ、そして比類のない弱音のコントロールと、抑制されたペダルの使用です。
クライスレリーナの冒頭のアジターティシモの迫力、謝肉祭の「前口上」、終曲の「フィリシテ人に対するダヴィド同盟の行進」の圧力は、身長190㎝を超えた彼の身体能力が大いに力を発揮してます。
他方、謝肉祭の「コケット」などは、実に巧みに弱音を扱ってます。
また例の「スフィンクス」を真面目に弾いているのには、ちょっとニヤリとしてしまいます

モーツァルト、 ラヴェル、 ドビュッシーで有名なギーゼキングですが、シューマンも得意にしてました。
上記以外にも、幻想曲、子供の情景、アラベスク、交響的練習曲、森の情景というソロ曲だけでなく、ピアノ協奏曲もなんと6種類(指揮者陣はベーム、 フルトヴェングラー、 ヘーガー、 シュレーダー、 ヴァント、 カラヤン)の録音を残してます。