昨日も書きましたが、私がはまった第5番

スコアを買い、高校の授業中に写譜するように

この曲は、全楽章が密接に繋がっていて:
・第1楽章と第4楽章は、同じピツィカートによる導入部を持つ
・第2楽章の第1主題は拍子を変えて第3楽章の第1主題に転用
・第3楽章の第2主題(レントラー)は第4楽章の第2主題に転用
そして圧巻は第4楽章

本質的にメロディストでないブルックナーが、いかにして傑作を作り上げたかが分かる楽章で、この楽章は:
第1主題(31小節~)
第2主題(67小節~)
第3主題(137小節~)
コラール主題(175小節~)の4つの主題から構成されてます。
見ものは展開部(211小節~)
によるフーガが拡大し、
と
による二重フーガに。これが実に無理のない盛り上がりを見せます。
再現部(398小節~)は、変則的に
で始まり、460小節からは
と同時に、第1楽章の第1主題も再現されます。514小節からは
にバトンタッチし、同じく第1楽章の第1主題が絡み、コーダ(564小節~)に突入。
で始まるコーダは、
を伴った
で頂点を迎え、最後は第1楽章の第1主題で締めくくります。寄せ木細工のような造りに、高校生の私はただただ圧倒されました