だと思います。



作曲家の方が。




バッハの「平均律」を「旧約聖書」、ベートーヴェンのピアノソナタを「新約聖書」と評した人がいますが、実にうまい喩えだと思います。


この喩えには二重の意味があると思います。

1神聖性
不可侵性とでも言うか、いかなるパロディも侮辱も許さないような、至高性のようなもの。ある種の近づき難さ。

2不滅性
歳月を経ても朽ち果てることのないこと。言外に、これを超える作品はないということ。


ベートーヴェンのソナタも、三大ソナタあたりは、素人の私でも、まだ弾いてみようという気になりますが(挑戦するのは自由ですよねニコニコ)、特に「ハンマークラヴィーア」以降、32番までのソナタは、迂濶に手を出してはいけないようなオーラがあります(もちろん、私にはムリ)


ベートーヴェンの後にも、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシー、ラヴェル、ラフマニノフ等の優れたピアノ作品を書いた作曲家はいますが、ついぞベートーヴェンのソナタを超える作曲家は現れてないと思います。


200年も前にやり尽されてしまっては、後世の作曲家は大変だし、気の毒だと思います。


もちろんピアノ作品だけの話ですが、オペラ、交響曲、弦楽四重奏曲などでも、同じようなことがあるのでは?



現代の作曲家には、本当に頭が下がります。