今日紹介するのは、巨匠ハンス・クナッパーツブッシュが指揮したシューマンの交響曲第4番とブラームスの交響曲第3番です
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シューマンは1962年12月16日のウィーン・フィルとの、ブラームスは1963年11月15日のシュトゥットガルト放送響とのライブ録音です。なおCDにはシューマンの録音が1953年と誤記されています。

彼の十八番の曲目で、最大限、彼の体臭が滲み出た演奏です(笑)。

まずシューマン。

彼のシューマンの録音はこの曲だけですが、3種類の録音を残してます。

11956年11月4日、ドレスデン国立歌劇場管
21962年1月6日、ミュンヘン・フィル
31962年12月16日、VPO

ここでは3の録音を。

第1楽章は、序奏から所々でポルタメントが聴かれ、懐かしい感じを与えますが、造形そのものはガッチリとしてます。265小節のPosの無愛想な強奏には驚かされます。297小節からのVnはオクターブ上げています。

意外にもこの後の楽章は割りとインテンポで進みます。

終楽章も188小節で4分の4拍子からアラブレーヴェに変わり、シュネラーと指示があるのに、完全に無視。足音が一発入った後の211小節からのプレストも同様。

VPOを完全にクナ色に染め上げた演奏です。

う~ん、参った。


なおこの日は他に、ハイドンの交響曲第88番とシュトラウスの「死と変容」が演奏されました。