さて、序幕から引き続く本編。

序幕のプリマドンナ役からアリアドネ役に移るのは、マリア・ライニング。
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言うまでもなく、この前後の時期のウィーンのプリマであった彼女。「ばらの騎士」の元帥夫人は彼女の当たり役でしたが、アリアドネも見事。「全てが清らかな国がある」はさすがの出来ばえ。

彼女の相手役で、序幕のテノール歌手役からバッカス役に移るのが、マックス・ロレンツ。
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ワーグナーを歌う時と同じように、熱気がある扇情的な歌唱を繰り広げています。

そして何よりもツェルビネッタを歌うアルダ・ノニ。
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当時ウィーン国立歌劇場と契約していた彼女は、戦後はローマなどイタリア各地で活躍し、イタリア歌劇団で来日することになります(なお健在で、数年前にNHKの番組に登場し、来日時の思い出を語ってました)。
この時のツェルビネッタ役は、作曲家自身により選ばれ、ノニも「偉大な王女様」では、その期待に見事に応えてます。このCDではカットされていますが、別のCDではこの難関のアリアの後の盛大な拍手が収録されています。

全体的に、とても大戦末期とは思えない、愉悦に満ちた演奏です。

戦局悪化による閉鎖直前のウィーン国立歌劇場が、総力を結集した演奏を是非ご一聴あれ音符