そして、この作品の前半の主役とも言えるヨカナーンを歌っているのが、ハンス・ホッターです。

22歳でこの役を歌い始めたホッターは、作曲者自身の指揮の下でも、この役を歌ったことがあり、いわば作曲者直伝のヨカナーンを披露してくれます。
そして曲の後半に登場するサロメの母親ヘロディアスとその夫ヘロデを歌うのが、イルムガルト・バルトとマックス・ロレンツです。
ロレンツはこれらの歌手の中で唯一のウィーンからの客演組でした。

1930-40年代に、当時最高のワーグナー・テナーとして、ベルリン、ウィーン、バイロイト、はてはニューヨークでも絶賛されたロレンツですが、50歳を過ぎた1950年代に入ると、徐々に衰えを見せ始めていました(それでもウィーン、バイロイト、ミラノ等でワーグナーを歌い続け好評を博していました)。
そうした中で、彼が新たな十八番として手に入れたのが、このヘロデの役でした。彼は本拠地のウィーンで、戦後だけでヘロデを36回も歌っており、1962年10月15日のウィーン国立歌劇場への最後の出演でも、ヘロデを歌って舞台に別れを告げてます。
彼の歌唱は表情が実に豊かで、義理の娘の歓心を買おうとするヘロデ、ヨカナーンの首をサロメに要求され狼狽するヘロデが、生き生きと伝わってくる名演です。
是非ご一聴を

22歳でこの役を歌い始めたホッターは、作曲者自身の指揮の下でも、この役を歌ったことがあり、いわば作曲者直伝のヨカナーンを披露してくれます。
そして曲の後半に登場するサロメの母親ヘロディアスとその夫ヘロデを歌うのが、イルムガルト・バルトとマックス・ロレンツです。
ロレンツはこれらの歌手の中で唯一のウィーンからの客演組でした。

1930-40年代に、当時最高のワーグナー・テナーとして、ベルリン、ウィーン、バイロイト、はてはニューヨークでも絶賛されたロレンツですが、50歳を過ぎた1950年代に入ると、徐々に衰えを見せ始めていました(それでもウィーン、バイロイト、ミラノ等でワーグナーを歌い続け好評を博していました)。
そうした中で、彼が新たな十八番として手に入れたのが、このヘロデの役でした。彼は本拠地のウィーンで、戦後だけでヘロデを36回も歌っており、1962年10月15日のウィーン国立歌劇場への最後の出演でも、ヘロデを歌って舞台に別れを告げてます。
彼の歌唱は表情が実に豊かで、義理の娘の歓心を買おうとするヘロデ、ヨカナーンの首をサロメに要求され狼狽するヘロデが、生き生きと伝わってくる名演です。
是非ご一聴を
