快調になったKSR2でひとりツーリング
目的地もなく ぷらっと走りながら
そうだ 篠山(ささやま)線の廃線跡巡りをしようと思い付いた
篠山線は 戦時中に鉱石の運搬と兵庫県の国鉄篠山口駅から山陰本線の園部とを
連絡する為に建設され 結局終戦で 1944年に福住駅までで止まってしまったローカル線
この篠山線は盲腸線かつ篠山町中心部を外れていたので 当初より超ローカル線で1972年に廃止。開業してたった28年で廃止になってしまった悲運な路線です
福住駅から篠山方面に向かって走ると
村雲駅跡
2018年の今でも回りはビニールハウスと田んぼで人なんかほとんど住んでいない
廃線跡
説明板
このカーブまさしく 廃線跡ですね～
更に進むと
コンクリートの遺構が…
遺構に上ってみると
うお～ 枕木とレールが
凄すぎ
しかし 本当にのどかな日本の原風景
路盤が続きます
木製の電柱 75年前の当時モノ
列車の音が聞こえて来そうですね～
木柱にワイヤーが沢山張っている
現在の道は右カーブですが
篠山（ささやま）市立 城東公民館に
小川ローザ の オーモーレツー！のポスターが！ 芸が細かい(o^^o)
この丸善石油の前の道は昔からの街道で
ウィキペディアでは KSRが置いている歩道のコンクリート が日置駅の遺構と書かれていますが
コンクリートの遺構が…何か木がある
ここで涙が出まくりです
(このレールと枕木は本物の篠山線のモノですがココにはモニュメントとして数年前に設置したようです)
この竹やぶが倒れて線路に覆いかぶさらない様に
廃線後46年も経っても
スゴイですね～
廃線跡はまっすぐ伸びている砂利道です
当時の丹波日置（たんばひおき）駅の再現ジオラマがある
素晴らし過ぎです
当時の写真や昔を知っている方に聞いて忠実に再現された様です
黄色〇が 丸善石油日置給油所
60歳以上の人しか分からないですね
現在の地図と合わせると丸善石油とその前の斜めの道
郵便局がジオラマと全く一緒
篠山線跡はそのまま国道372号になって拡幅されて 旧丸善石油は
JA SSの位置に移転
現在の国道372号線のど真ん中が まさしく 丹波日置駅のホーム跡
この道はツーリングで100回以上走った道
ホームが国道372号だったんですね～
涙が出ます
涙が出ます
コレは間違いです！ 上の地図では 少し見にくいですが赤い線がソレで ほんの少しズレてます。
ジオラマを作った方がおっしゃっていました。
間違った情報は残念ですと！
確かに1944年 76年前のコンクリートではありません
明らかに新し過ぎです
せいぜい20～30年位前のです
本物の旧丹波日置駅はKSRが置いてある歩道の黄色の線の位置ですね。
ちなみに75年前のコンクリートはこんな感じで朽ちていますまた福住駅へ戻る所現在の国道372号から分かれて行く廃線跡列車になってガタンガタンと言いながらKSRで走ったのは言うまでもありませんハッキリってかなり痛い私当時は全く知りませんが 昔ここに線路があったと思うと非常に感慨深いですね～楽しい廃線跡巡りでした。
