今回は住む場所についてです。結論からいうと、少なくとも本業での成果を求められる20-30代のうちは職場に近いところに住むべきだと思います。
私の場合、30代半ばまでは職場から電車とバスで片道1時間以上かかるところに住んでいました。時差のある海外とのやりとりも多く、残業続きの職場でしたので、退社は終電以降にタクシーで帰宅することも頻繁にありました。そして翌日は朝9時頃に出勤です。このサイクルを続けていると、睡眠不足が重なり、週の後半になるにつれて日中仕事に集中するこができず、パフォーマンスも落ちていきます。そして週末も疲労がなかなか抜けないうちにまた月曜を迎えるという悪循環に陥っていました。睡眠不足でイライラしたり、気分が落ち込むこともよくありました。
当時8年ほど住んでいたマンションは、住宅ローンで購入した持ち家だったのですが、負の生活サイクルを打ち切りたいという思いで、家族とも相談した上で持ち家を売り払い、都心のマンションに住むことに決めました。都心に引っ越ししてから7年ほどたちますが、今のところ仕事、投資、私生活の全ての面において私の人生はさらに良くなっていると実感しています。
会社の近くに住むと、当たり前ですが通勤時間を短縮できます。するとその時間を他の目的に使うことができます。最も優先すべきは、睡眠時間の確保です。私は毎日8時間の睡眠を取ることを心がけていますが、8時間睡眠を継続することで日中の脳のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。そのことで安定したメンタルを手に入れることができ、仕事や人間関係に非常によい影響を与えることができます。既に十分な睡眠時間を確保できている場合は、その時間を仕事、運動、読書など他の有益な活動に使うのもいいでしょう。皆さんが職場から遠くに住んでいて在宅勤務もされていれば、一日のうちで仕事や他の目的に使える時間が、出社日と在宅日とで相当変わるということを実感されているのではないでしょうか。
私が職場の近くに引っ越すべきだと強く勧める理由は、通勤時間の短縮という効果が少なくとも平日は毎日続くということです。例えば職場の近くに住むことで今まで往復2時間かかっていた通勤時間が往復1時間になったとします。1年の出勤日数を仮に220日とすると、1年で220時間を捻出できることになります。この膨大な時間を有効に使うことができると、金利が複利で増えていくように年を重ねるにつれ、大きく成長することができるでしょう。もちろん都心の住居費は郊外に比べると高くなりますが、その投資は後で大きなリターンとなって返ってきます。少なくとも私は郊外から都心に引っ越して以降、以前のようなストレスを感じることなく数千万円の年収を継続して達成しています。
また、これは会社が都心にあることが前提ですが、都心に住むことで様々な情報へのアクセスが容易になり、それがより自身の成長に貢献してくれます。例えば私は本業の他に不動産投資をやっていますが、休日に開催される不動産会社との面談やセミナーも都心で開催されることが多く、都心に住んでいれば気軽に参加することができます。郊外に住んでいると今ほど頻繁に参加することができず、現在保有している物件にも出合えたがどうかわかりません。ネットが発達した現代でも、物理的に情報の発信源の近くにいるということは重要であると考えています。コロナで郊外に人口が流出している傾向があるとはいえ、コロナ前までは東京への一極集中が進んでいたことがそれを物語っていると思います。
一年を通じて在宅勤務が認められ、全く出社しなくてもよい方でなければ、リモート・ワークが可能な現代あっても会社(特に都心にある会社)の近くに住むというのは、成功した人生を送るための有効な戦略だと考えます。
