トレードの現状

11/17に、ドル/円（Short）をポジションをとりました。（ポジションは下の方に掲載）

トレードが目論見通り進む限り、中期でポジションを抱える予定です。トレード手法としては中期トレード法となります。なお、11/22に200,000通貨を追加ポジションしました。

現状、やや含み益の状態です。

1度は147円ちょうどまで下がりましたが、戻してきました。

取得レート 149.78

現状レート 148.60

月末から12月中盤にかけて、重要データが多く出てきます。その中にFOMC、雇用統計、CPIなど含まれるためドルが大きく値動きするでしょう。おおむねハト派を容認するなら、トレードは継続します。

投資の根拠

11月に入って重要なイベントがいくつかありました。

FOMC、ISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数、雇用統計、消費者物価指数（CPI）、生産者物価指数（PPI）、小売売上高などです。部分的に強いデータもありましたが、総括するとアメリカ景気は鈍化する見通しを示唆した内容でした。

これらを踏まえ、CME金利見通しは一時（瞬間的に）この様になっています。

この表は重要な事を示唆しています。

11/20　CME金利予測　※利上げを予想する金融機関は皆無となった

FRBには利上げの必要性を説く要人が多く居ますが、実際に利上げの確率は減ったと思います。またマーケット（機関投資家やヘッジファンド）が利上げはほぼ100％無いと予想したことで、為替先物に積み上げられた莫大な円売りポジションが取り崩される可能性が高まりました。

ドルが値崩れするのに、十分な理由となります。

今後はファンダメンタル情報の変化を観察しつつ、機関投資家が円売りポジションの解消を進めるか否かを観察する段階にあるでしょう。私のポジションは、この動きに沿って保持継続、利益確定、損切りが決まっていきます。

〔ドル/円が下がる要因〕

☑ FOMCが金融政策を、ハト派へ移行させ始めていること

☑ 日銀が金融政策を、タカ派へ移行させ始めていること

☑ 為替先物に積み上がった史上最大級の円売りポジションの解消が始まったこと

☑ 米・経済指標で景気後退を示唆するデータが増え、長期金利が下がったこと

☑ 感謝祭など年末レパトリで、円売りポジション解消を進めていること

☑ 米政府の予算が決まらない等の要因から、ドル離れが起こっていること

他にも要因はありますが、主にこうした理由で直近のドル/円は売られています。一部の要因は年末で消え去りますが、逆に時が経つほど強まっていく要因もあるでしょう。逆にドル/円を買い支える要因は「インフレ再燃リスク」と「米格下げ」くらいです。

意外に思われる方も居ると思いますが、アメリカ国債の格下げは当面はドル高に作用します。そしてジワジワと時間をかけてドル安に作用していきます。（とくに後者の作用は興味深いです）

ポジション

通貨ペア

ポジション

取引レート

決済レート

2023/11/17

ドル/円

600,000（Short）

150.20

--

通貨ペア

ポジション

取引レート

決済レート

2023/11/22

ドル/円

200,000（Short）

148.50

--

※トレード公開はファンダメンタル投資の考えを伝えるためにおこなっています
※細かい単位は判りやすくするため、端数を整理してあります

※本記事における1日は朝6時～翌朝6時（日本時間）と変則設定になっています

※ポジション公開記事は、基本的に数時間～1日ほどディレイ（遅らせて）しています

Fundalia（ファンダリア）

為替を理詰めで理解できるようになります

【FX】 ドル/円 現状の損益

【FX】ドル/円　現状の損益