今週の主な相場予定＆論点整理をしたブログ記事を用意しました。

相場はファンダメンタルが動き、それに沿って相場は値動きを起こします。ファンダメンタルが動きそうな予定を事前確認しておくことに意味があります。

投資は、相場を見渡すことが大切だと思います。少なくとも向こう1週間程度の主な予定を把握し、1週間程度のトレンド見通しをもってトレード参加すべきではないでしょうか？重要なファンダメンタル情報を網羅していますのでご活用ください。

ここに載せた情報全てを扱えるようになれば、個人投資家として上級者に分類されると思います。

Fundalia（ファンダリア）編集

【目次】

1. 今週の相場論点/相場観

2. 相場の特徴（その月特有の）

3. FX　今週の主な予定/経済指標

今週の相場論点/相場観

〖予想される値動き要因〗

1. 米ISM製造業景況指数など主要指標

2. 米雇用統計

3. RBA政策金利

4. 欧米決算が佳境に突入

5. FRB要人発言に注意（FOMC後、最初の発言に注目）

6. アメリカの商業用不動産に対するリスクが高まる

7. マネー信用が低下したことによる想定外のリスク

8. トルコ消費者物価指数（CPI）

9. ジャクソンホール・シンポジウムへの思惑

10.　サマーバケーション、お盆を意識したレパトリ

このあたりが、今週の主な値動き要因となるでしょう。

今週は雇用統計など経済指標が注目されます。FOMCやBOJ政策金利を終え、これらデータを基に次の相場観が形成されていくでしょう。FOMCを終え、FRB要人の発言も始まります。そこに米決算が山場を迎えます（件数的に）。これを踏まえ、為替は値動きするでしょう。

RBA政策金利では利上げ予想がでていますが、今後も含めた金融政策の見通しは不透明です。RBA総裁が退任（9月）するためです。タカ派だと豪州では非難されていたようです。次期総裁の政策スタンスが見えてくれば、豪ドルにも影響がでてきます。ブロックRBA副総裁の発言は注目に値します。

トルコCPIも重視されます。トルコリラのホルダーにとって重要で、今後はインフレ率が上昇する見込みとなった中、利上げ期待が高まる相場観になってきました。データ次第では長きにわたるトルコリラ安トレンドに一石を投じる事となります。歴史的な転換点が近づきつつあるようです。

そして最後に、お盆や欧米サマーバケーションと長期休暇が近づき、休みに伴う手仕舞いが活発化しやすい時期です。あるいは長期休暇中の決済用ドルを調達する動きもあるでしょう。ファンダメンタル分析の一角を占める「人為的な相場」が生じます。

FX 今週の主な予定/経済指標

31日（月曜）

08:50　日6月鉱工業生産[速報]
08:50　日6月商業販売統計
10:00　ＮＺ7月ＡＮＺ企業景況感
10:30　豪6月民間部門信用
10:30　中国7月製造業／非製造業ＰＭＩ
14:00　日7月消費動向調査
14:00　日6月新設住宅着工戸数
14:00　日6月建設工事受注額
15:00　独6月輸入物価指数
15:00　独6月小売売上高
17:00　伊4-6月期ＧＤＰ統計[速報]
17:30　英6月消費者信用残高
17:30　英6月住宅証券融資残高
17:30　英6月住宅ローン承認件数
17:30　英6月マネーサプライ
18:00　ユーロ圏4-6月期ＧＤＰ統計[速報]
18:00　ユーロ圏7月消費者物価指数[速報]
18:00　伊7月消費者物価指数[速報]
19:00　日7月外国為替平衡操作の実施状況
22:45　米7月シカゴ購買部協会景気指数
23:30　米7月ダラス連銀製造業活動指数

　核拡散防止条約[ＮＰＴ]再検討会議第1回準備委員会[8月11日まで、ウィーン]

米企業決算
ロウズ

8月1日（火曜）

07:45　ＮＺ6月住宅建設許可
08:00　豪7月製造業ＰＭＩ[確報]
08:01　英7月ＢＲＣ店頭価格指数
08:30　日6月完全失業率
08:30　日6月有効求人倍率
10:30　豪6月持家住宅ローン件数
10:30　豪6月住宅建設許可件数
10:45　中国7月財新メディア製造業ＰＭＩ
13:30　オーストラリア中銀、政策金利発表
14:00　日7月新車販売台数
14:00　日7月軽自動車・新車販売台数
15:00　英7月ネーションワイド住宅価格
16:00　トルコ7月製造業ＰＭＩ
16:45　伊7月製造業ＰＭＩ
16:50　仏7月製造業ＰＭＩ[確報]
16:55　独7月雇用統計
16:55　独7月製造業ＰＭＩ[確報]
17:00　ユーロ圏7月製造業ＰＭＩ[確報]
17:00　伊6月失業率
17:30　英7月製造業ＰＭＩ[確報]
18:00　ユーロ圏6月失業率
21:55　米レッドブック週間小売売上高
22:30　加月製造業ＰＭＩ
22:45　米7月製造業ＰＭＩ[確報]
23:00　米7月ＩＳＭ製造業景況指数
23:00　米7月ＩＳＭ支払価格
23:00　米6月建設支出
23:00　米6月雇用動態調査[ＪＯＬＴ]

　核拡散防止条約[ＮＰＴ]再検討会議第1回準備委員会[8月11日まで、ウィーン]

欧企業決算
ＨＳＢＣホールディングス
ＢＰ

米企業決算
ウエスタンデジタル
キャタピラー[19:30]
メルク
ファイザー
マリオット・インターナショナル[20:00]
シスコ
インサイト[20:00]
イートン
ロックウェル・オートメーション
ゼブラ・テクノロジーズ
ＷＥＣエナジー・グループ[20:30]
イリノイ・ツール・ワークス[21:00]

2日（水曜）

07:45　ＮＺ4-6月期雇用統計
08:50　日7月マネタリーベース
08:50　日銀金融政策決定会合議事要旨[6月15-16日分]
16:00　スイス7-9月期月ＳＥＣＯ消費者信頼感指数
16:30　スイス7月製造業ＰＭＩ
18:30　ドイツ15年債入札
20:00　米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
21:15　米7月ＡＤＰ雇用統計
22:00　シンガポール7月購買部景気指数
22:00　シンガポール7月電子産業指数
23:30　ＥＩＡ週間石油在庫統計

米企業決算
プルデンシャル・ファイナンシャル[05:15]
オールステート
ファーストエナジー
アフラック
アメリカン・インターナショナル・グループ
デボン・エナジー
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
モザイク
スターバックス
デュポン・ド・ヌムール[19:00]
ザイレム[19:55]
ヤム・ブランズ
ガーミン
エクセロン
クラフト・ハインツ
ボルグワーナー

3日（木曜）

06:30　ブラジル中銀、政策金利発表
08:00　豪7月非製造業ＰＭＩ[確報]
10:00　ＮＺ7月ＡＮＺ商品価格指数
10:30　豪6月貿易収支
10:30　豪4-6月期小売売上高
10:45　中国7月財新メディア非製造業ＰＭＩ
15:00　独6月貿易収支
15:30　スイス7月消費者物価指数
15:45　仏6月財政収支
16:00　トルコ7月消費者物価指数
16:00　トルコ7月生産者物価指数
16:45　伊7月非製造業ＰＭＩ
16:50　仏7月非製造業ＰＭＩ[確報]
16:55　独7月非製造業ＰＭＩ[確報]
17:00　ユーロ圏7月非製造業／総合ＰＭＩ[確報]
17:30　英7月非製造業ＰＭＩ[確報]
18:00　ユーロ圏6月生産者物価指数
20:00　英中銀金融政策委員会、金利発表
20:00　英中銀議事録／四半期インフレ報告
20:30　米7月チャレンジャーレイオフ調査
20:30　ベイリー英中銀総裁、記者会見
21:30　チェコ中銀、政策金利発表
21:30　米4-6月期非農業部門労働生産性[速報]
21:30　米4-6月期単位労働コスト[速報]
21:30　米新規失業保険申請件数
21:30　バーキン・リッチモンド連銀総裁、米国経済について講演
22:45　米7月非製造業／総合ＰＭＩ[確報]
23:00　米6月製造業受注指数
23:00　米6月耐久財受注[確報]
23:00　米7月ＩＳＭ非製造業総合指数

欧企業決算
アクサ
ソシエテ・ジェネラル
メルク
ＢＭＷ

米企業決算
コルボ[05:00]
クロロックス[05:15]
リンカーン・ナショナル
メットライフ
ＭＧＭリゾーツ・インターナショナル
オキシデンタル・ペトロリアム
ペイパル・ホールディングス
クアルコム
シグナ・グループ[19:30]
カミンズ
ワーナーブラザース・ディスカバリー
コノコフィリップス
モデルナ
ハズブロ
テレフレックス
サザン[20:30]
ケロッグ[21:00]

4日（金曜）

10:30　豪中銀四半期金融政策報告
14:00　シンガポール6月小売売上高
15:00　独6月製造業受注
15:30　ＧＰＩＦ[年金積立金管理運用独立行政法人]、4-6の運用実績公表
15:45　仏6月鉱工業生産
15:45　仏6月製造業生産
16:30　独7月建設業ＰＭＩ
17:00　伊6月鉱工業生産
17:30　英7月建設業ＰＭＩ
18:00　ユーロ圏6月小売売上高
20:15　ピル英中銀理事、英中銀の金利決定についてブリーフィング
21:30　加7月雇用統計
21:30　米7月雇用統計
23:00　加7月Ｉｖｅｙ購買部協会指数

欧企業決算
クレディ・アグリコル
コメルツ銀行

米企業決算
アップル
アムジェン
マイクロチップ・テクノロジー
アマゾン・ドット・コム
モトローラ・ソリューションズ
ドミニオン・エナジー
エバジー
　

　

5日（土曜）

米企業決算
バークシャー

6日（日曜）

なし

※特に重要と思われるファンダメンタル情報をピックアップしている

※トレンド＆リスク戦略（トレード手法）で役に立つという基準で情報を載せている

※諸事情により発表予定は変更される場合がある

※情報が入り次第、上記予定を修正する場合がある

経済指標などでトレンドを把握し、ニュースなどでリスクを把握して総合的なトレード方針を決めていく「トレンド＆リスク戦略」というFXトレード手法を展開しています。結局、相場を動かす最も大きな要因は金利と金融危機なのです。「大は小を兼ねる（呑み込む）」と考えれば、これらを尺度に投資を進めるのが生産的ではないでしょうか？

もし、貴方がファンダメンタル投資を必要とする時、私たちFundalia（ファンダリア）を思い出してください。

Fundalia（ファンダリア）

（ホームページ） https://fundamental.shop-pro.jp/

[FX] 今週の予定＆論点 2023年7月31日からの週

[FX] 今週の予定＆論点　2023年7月31日からの週