あなたに奪われた心は

もう何処へも帰れないから

どうかこのままで
あなたと出会ったのはわたしの気まぐれ

雑踏の中から扉を選び押しただけ

何かを期待するわけでもない

そんな気分だったから


今思うと

その扉にはわたしを呼ぶあの色が塗られていたんだね

強くて優しくて照れ屋で深いあなたが滲み出す


藍色