一昨日、テレビで「今こそ相撲がみたい!」なんて銘打ってやってくれましたね。エンタテイメントSUMOU!!!
すみませんけど、私は見てません。でも、予告編をイヤって言うほどやってたから、それだけでお腹いっぱいになっちゃいました。予告編によれば、相撲をとるのは正式な力士さんじゃなくって、芸人さんとかタレントさん。
そして最後にものものしく元横綱が登場するんですけど、全身入れ墨だらけで、チンピラさんにしか見えません。これじゃ、銭湯には行けないやろなあ。でも、これはボディペインティングかな?ああ、ちゃちいなあ。このちゃちさがこの番組のちゃちさを象徴してるなあ。
相撲協会のみなさん、見ました?こんなもんなんですよ、国民の意識なんてさあ。あなたたちだけですよ。しかめっ面して「国技ですから」なんてえらそばってんのは。
もともと相撲はスポーツじゃなくて神事ですよ。新横綱が奉納する「土俵入り」が全てを物語ってますよね。寒風の中、他の誰でもない「神様」に見ていただくためのあのニジニジ歩きと大きな四股(しこ)。こんなこと、他のスポーツでやります?やらないですよねぇ。
地方に残っている祭りで「神様との相撲」って神事を、ちょうど先日テレビで見ました。噂では聞いていましたが、実物を見るのは初めてで興味をそそられましたね。
相撲をとる人間は一人だけ。相手は神様ですから、人間には見えないですから。だから、俗人には独り相撲に見えてしまいます。しかし、その相撲をとると決まった人は大変です。一ヶ月も前から練習なさるそうな。一つでも手順を間違えたらえらいことになります。神事ですからね。
取り組みは3回戦で、結果は2勝1敗で神様が勝つことに決まってます。勝つ順番も、決まり手までもが全てシナリオ化されてます。そこまでは知りませんでしたね。人間にも勝たせてくれるんだあ。勝っちゃっていいの?恐れ多きことちゃうのん?って見てる私の方が心配しましたよ。
相撲は神事なんだから、スポーツマンシップなんて必要ないの。八百長だって昔から公然の秘密だったやないの。今さら何言ってんの?って感じ。
相撲大好きなタレントさんが八百長報道に怒ってたよ。「そんなもん、報道すること自体間違ってる。」ぷんぷん!って。「みんなそれをわかって、それでも相撲がおもしろくて見てるんやから、それでええねん。それを報道で扱うこと自体おかしいんや!」
でも、それって違うと思いますよ。「みんな」がみんな知ってたわけじゃないですもん。知らずに真面目に応援していたファンも沢山いてはったんちゃうかしら?
これを機会に相撲協会はなんとか法人をやめて、宗教法人になったらいいんやない?だって神事なんだもん。それをスポーツだって言い張るから無理が出てくるような気がしますけど。