気が付けば今年がもう半年もなくて、とても暑い夏の気温に参っている。
昔から夏は苦手で、外に出ないのは相変わらずで。
けれど世の中は随分と変わったものだと常々思う。
こんなことになるなんて幼い自分に分かるわけもないし、そもそも分かっていたところで何がどう出来るわけでもない。
基本的な本質は何も変わらない。
変えようもない事実。
そして本当に変えてしまいたいのかと問われれば否。
いくらそれが他者から見れば歪で、正しい在り方だと思えなくても。
僕はこの生き方しか出来ない。
例えそれが自分で自分の首を締めているのだとしても。
こっちの方が断然生きやすいでしょう、そう言われても、確かにそうだと分かっていても。
その生き方は僕にとって容易くない。
最早それは僕ですらない。
そんな誰かに成る為に生きてきたんじゃない。
どんなに否定されても、正しい道を示されても僕はそっちに行けない。
僕が行きたいのはそっちじゃないから。
だから放って置いて欲しい。なんてワガママなのは分かってる。
放って置けないほど危ういのかもしれないことも。
でもそれでも。
これだけは譲れない僕の生き方だから。
いくら言われても治らない。直そうとすら思わない。
そもそもさして生きたいとすら思っていない。
まだ逝けないだけ。
死への渇望は裏返せば生への羨望だと思う。
眩しいからこそ時が経てば等しく訪れる生への終わりを急ぐのだ。
生きる熱量に耐えられない。けれどまだ。
そうして時だけが過ぎていく。
もっと器用に出来れば良いのにね。
曇った空に不意に閃光が走る。
最初は雷かと思ったんだけど何度も何度も光るそれは、きっと花火の光。
遠過ぎて音も聞こえなくて、ただただ光る。
雲に覆われて見えるのは淡く光る稲妻のような光だけ。
それが何だかとても美しく思えた。
毎年見える空に咲く花よりも、音もなく光るそれが。
ふと思う。
いっそのこと雷に撃たれて跡形もなく消えてしまえば後腐れないのに。
何も残さないくらいの衝撃で一瞬で何もかも無くせるだろうなと。
そんなことはあるわけないのだけれど。
でもそれも一興じゃないだろうか。
なんて思いつつ、意地汚い僕は反面もし本当に雷に撃たれて、それでも生き残る事が出来たならば、その衝撃で劇的な変化を望むだろう。叶うならば雷のような衝撃的な何かで変革が訪れれば良い、と。
まあこのままでも構いやしないのだけれど。
昔から夏は苦手で、外に出ないのは相変わらずで。
けれど世の中は随分と変わったものだと常々思う。
こんなことになるなんて幼い自分に分かるわけもないし、そもそも分かっていたところで何がどう出来るわけでもない。
基本的な本質は何も変わらない。
変えようもない事実。
そして本当に変えてしまいたいのかと問われれば否。
いくらそれが他者から見れば歪で、正しい在り方だと思えなくても。
僕はこの生き方しか出来ない。
例えそれが自分で自分の首を締めているのだとしても。
こっちの方が断然生きやすいでしょう、そう言われても、確かにそうだと分かっていても。
その生き方は僕にとって容易くない。
最早それは僕ですらない。
そんな誰かに成る為に生きてきたんじゃない。
どんなに否定されても、正しい道を示されても僕はそっちに行けない。
僕が行きたいのはそっちじゃないから。
だから放って置いて欲しい。なんてワガママなのは分かってる。
放って置けないほど危ういのかもしれないことも。
でもそれでも。
これだけは譲れない僕の生き方だから。
いくら言われても治らない。直そうとすら思わない。
そもそもさして生きたいとすら思っていない。
まだ逝けないだけ。
死への渇望は裏返せば生への羨望だと思う。
眩しいからこそ時が経てば等しく訪れる生への終わりを急ぐのだ。
生きる熱量に耐えられない。けれどまだ。
そうして時だけが過ぎていく。
もっと器用に出来れば良いのにね。
曇った空に不意に閃光が走る。
最初は雷かと思ったんだけど何度も何度も光るそれは、きっと花火の光。
遠過ぎて音も聞こえなくて、ただただ光る。
雲に覆われて見えるのは淡く光る稲妻のような光だけ。
それが何だかとても美しく思えた。
毎年見える空に咲く花よりも、音もなく光るそれが。
ふと思う。
いっそのこと雷に撃たれて跡形もなく消えてしまえば後腐れないのに。
何も残さないくらいの衝撃で一瞬で何もかも無くせるだろうなと。
そんなことはあるわけないのだけれど。
でもそれも一興じゃないだろうか。
なんて思いつつ、意地汚い僕は反面もし本当に雷に撃たれて、それでも生き残る事が出来たならば、その衝撃で劇的な変化を望むだろう。叶うならば雷のような衝撃的な何かで変革が訪れれば良い、と。
まあこのままでも構いやしないのだけれど。