リオデジャネイロオリンピックが閉幕しました。


様々な競技があって、名場面もたくさんでしたが、やはり一番きちんと見ていたのは陸上でして、なんと言っても競歩初のメダルと男子4継の銀メダルに尽きるでしょう。


競歩は持ちタイムも日本は世界上位の選手が多く、昨年の世陸では50㎞Wで谷井選手がメダルも取っていましたから、いやがおうにも期待は高まりました。
とはいえ、持ちタイムが日本選手の場合、冬の大会で出されたものですので、額面通りには受け取れない部分もありましたが、20㎞Wでは松永選手が7位入賞。50㎞Wでは荒井選手が銅メダルと、期待通りの活躍でしたね~。
荒井選手の銅メダルには紆余曲折もありましたけど、終盤見事な粘りでしたし、松永選手も世界ジュニア金メダリストとしての面目躍如といった感じでした。
両選手ともまだ若いですから、今後の活躍にも期待してしまいます。
また、選手層の厚い競歩陣、この活躍に奮起する選手もたくさん出てくるでしょうから、今後もメダル有力種目となることは間違いないと思います。


何しろ、世界記録保持者がいる種目なんですから。




男子4継は、うまくいって銅メダル取れたらいいなー、と期待はしていましたが、アメリカに先着しての銀メダルというのは、本当に感動いたしました。
家で大騒ぎしていたので、ご近所に迷惑になってなかったか心配です…(汗)


メディアではとにかく「バトンパス」しかフィーチャーされてませんでしたけど、一番は各選手の走力がこれまでと比べ、ぐんと上がっていたから、に他ならないわけで、そこをしっかり評価していただきたいな~、と思ってしまいます。
あまりに「9秒台」と騒がれすぎてしまっているせいで、なかなかインパクトのあるタイムは出せてないですけど、これだけハイレベルな選手が揃った、ベストのメンバーがケガなく揃ったことが、銀メダルの一番の要因ですよね。


きっと、大して観客もマスコミもいないような大会で、さらっと9秒台なんか出ちゃうんでしょうね~。


そして、サポートに回った藤光選手、高瀬選手や、この五輪出場権をもぎとった昨年の世界リレーのメンバーである大瀬戸選手や谷口選手なんかにも、言及してくれるメディアがあったらいいんですけどねー。





その他の種目に関しては、あとは男子棒高跳の澤野選手の7位入賞だけですが、特にマラソンなどは「惨敗」などという記事も目立ちますが、まあこんなものではないのかな、という印象です。
男子やり投や400mHで入賞できたらいいなー、という希望的観測はありましたが、400mHでは予選で野澤選手がPBを更新してましたし、なかなか健闘していたな~、というのが素直な感想です。
それだけ世界とは差がある競技ですから。
ただ、強化がうまくいっている種目に関しては、世界との差が縮まり結果も出ています。まだ差がある種目に関しても、なんとか工夫して強化をしてほしいものだなー、と期待はしておりますけれども。


あとは東京五輪までに、本番でPBやSBを出せる選手が増えたらいいですね~。
海外への遠征など、どんどん外にも出ていって、力を発揮できるような環境作りを陸連なりが支援くれたらいいですよね…




さて、リオオリンピックが終わって、次はいよいよ………





東京





……じゃないですよ。
リオパラリンピックです!
NHKで結構放送してくれそうなんで楽しみです♪
時々、陸上の大会でパラ種目を見ることがあるんですが、迫力があって面白いんですよ。
ホント、パラも楽しみです♪




そして、陸上に関しては、9月には全カレや全実があります。
東京なんて4年後のことを悠長に語っている暇なんかありませんね~。