2018『舞台友情』初日マチネVol.28 なっつっのっおも〜いでっ! | 電卓男の友情日記

電卓男の友情日記

白血病になった女の子とクラスメイトとの絆の舞台『友情〜秋桜のバラード〜』について書いています。

 

後半一発目は「夏の想い出」🎵

 
 
 
歌とダンス。
 
 
 
『友情』の名物です。
 
 
 
 
 
 
各年によって、伴奏や音階が違ったり、リズム楽器が変わったりと、いろんなアレンジの違いはあるけれど、基本の曲調は変わりません。
 
 
 
 
この曲を聴くと、
テンションがむしょ〜に上がる✨✨(笑)
 
 
 
ここはほんと、全員を一人一人じっくり観たいなといつも思う。
 
 
 
それぞれに動きが異なり、他の子たちとどのように絡んでるのかとか、その絡んで目と目を合わせてニコッとしている瞬間とか見つけると、
あぁ、友情っていいなぁと(笑)
ほんわか幸せな気持ちになります☺️
 
 
 
 
今年は、千絵子役の如月美月さんが、なんと三線(さんしん)を弾いてる‼️✨😳✨
 
 
 
 
あぁ〜〜
あの独特な単音
なんとうつくしくて新鮮なんだ
 
 
 
 
三線って
どんなにうるさくても
きちんと聴こえてくる
不思議な音ですよねぇ
 
 
 
 
弾けるなんて
すてきだなぁ
 
 
 
 
 
なんだか
三浦三崎じゃなくて
沖縄の海に
来たみたいな気持ちになってきました🏝(笑)
 
 
 
 
 
ギターともよく合うんだね
 
三線とともに
信一役の松永涼吾くんも
ギター伴奏をしていましたが
2人の息がぴったり合ってた🎶
 
初日マチネでは
途中
2人が目を合わせて
ニコッと楽しそうにしていたのを見てほっこり☺️✨✨
 
 
 
 
 
ここのシーンですが
見どころはたくさんあって
もちろんメインは
生徒さんたちのダンスと歌ですが
先ほどの三線やギターなどの
弾き手を観ていてもおもしろい
 
そして
劇としての
ポイントの一つは
幸子
 
 
あれだけ孤立していたのに
三浦三崎に一緒に来たこと
みんなのようには踊れない
そして歌ってもいないけど
戸惑いながらも片隅にいて
みんなのことをよく見てる
 
 
ちなみに
踊れないのは
歌とダンスの練習の時に
仲間に入れなかったから
(だと思います)
本当は一緒にやりたかったけど
いじめっ子の明子に
睨みつけられたりしたんだろうな
 
 
 
 
 
なにか
彼女の中で少し
変化が出てきたことが
窺えます
 
 
 
 
そしてもう一つのポイントは
もちろん
あゆみ
 
 
 
ずっと入院していたから
ダンスも歌も知らないし
そもそも運動ができない
 
 
だから初めはみんなのことを
笑顔で楽しそうに見ている
 
 
 
だが
 
だんだん
 
居場所がなくなってくる
 
 
 
小さな寂しさ
 
 
 
 
 
 
あゆみの
小さな表情の変化を
私は注目して観ます
 
 
 
 
 
 
 
 
仲間の輪に入れない
 
 
 
 
 
せっかく勇気を出して
三浦三崎にやってきたのに
 
 
このダンスの短い時間でさえ
孤立してしまう
 
 
 
気づいたら
すみっこに追いやられてる
 
 
 
 
普通だったら
あゆみの手をとり
みんなで輪になったり
全員笑顔になるべきところ
 
 
 
 
それがないのはなぜか
 
 
 
 
 
 
 
 
この場面は
あゆみの心情に沿っているのです
 
 
 
 
 
 
 
この時点では
あゆみはたとえ笑顔であっても
本当に心から
みんなとは打ち解けていない
 
 
 
 
だから
ちょっとしたことで
みんなと同じことができなかったり
仲間外れにされたりすると
今までのように
自分の殻に閉じこもってしまう
 
 
 
 
 
そして
このクッション的な
孤立シーンがあるおかげで
このあとの
『友情』
を感じられた瞬間が
14歳のあゆみにとって
たとえようもなく
尊い時間となる
 
 
 
 
 
観ている
私たちにとっても
この上ない
やさしい時間を
共に過ごすのです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
舞台は
歌とダンスに夢中な
クラスメートたち。
 
 
 
 
 
 
 
 
孤立してしまった
あゆみに気づいたのは
医者の息子・正。
 
 
 
 
慌ててみんなを呼び止める。
 
 
 
すぐに気づいた学級委員タカコが一喝。
みんな反省💧
 
 
 
 
 
 
 
ーーーそのとき!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
話がある、と
一人のクラスメートが
みんなに声をかけました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それは
意外な人物でした
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やがて
 
 
この小さな一歩が
 
大きな展開へと
踏み出していくことになります
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それは
一体なにか
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続きは
次回に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夏といえば
シロクマくんアイス🍨
鹿児島にて😆(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ーーーーーーーーーー
 
 
*読者の方へ*
 
このブログは、『友情』という舞台を行う意義、全体のストーリーや流れを熟知した上で、よりよくほかのお客様に観ていただけるよう、個人的な感想を書いているものです。
 
1人でも多くの方にこの舞台の存在を知っていただき、また実際にお越しいただいて、「白血病」という病気のこと、ドナー登録や献血の重要性を理解していただけることを第一に考えております。
 
そのためには、舞台の中心となる生徒役の役者さんたちが、もっともっと良い演技をすることが大事です。
 
私はそこに主眼を置き、生徒役の方々の演技の良し悪しをお伝えしています。
 
加えて、生徒さんたちが全力で稽古した成果も評価してあげたいと思っています。
 
「泣く」「叫ぶ」などといった演技を、「すばらしい」「リアリティがある」などと評価しているのは、すべて、上述のためです。
 
決して、現在病気と闘っている方々のことを憂慮していないわけではございません。
 
そのことをご理解いただいた上で、今後とも【電卓男の友情日記】をどうぞ宜しくお願い致します。