2018『舞台友情』初日マチネVol.13 傷つく14歳の心。 | 電卓男の友情日記

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白血病になった女の子とクラスメイトとの絆の舞台『友情〜秋桜のバラード〜』について書いています。


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私には、そんな奇跡は起きないかもしれない。









そんなことないのよ。






…ごめんね、お母さん。



どうしたの?





だって、こんな病気になっちゃって……

お父さんとお母さんに心配させて。





病気になったのはあゆみのせいじゃないわ。



じゃあ誰のせい!?神さま??






誰が悪いわけでもないの。
だれのせいでもないのよ。








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あゆみと、お母さんのやりとり。


CDジャケットの【奇跡】という言葉を見つけてしまってから、さっきまでの笑顔が消えてしまった。



はじめて
父親から病気のことを聞かされた時の絶望感
夢も、希望もなくなった瞬間を思い出す



本当にこの気持ちをわかってくれる人はいない




その悲しみは、なにを思うのだろう。
誰のことを思ってのことなのだろう。



原因もわからなければ、
結果もわからない。



お母さんの方を向けない。
どうにもならない自分。



親孝行な良い子であればあるほど、自分を責める。


自分のせいで、心配をかけている。

自分のせい。



そこを、「あゆみのせいじゃない」と言われたら、「じゃあ誰のせいなの!?」と訊かずにはいられない。




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なぜかこれ以上文字が入らないので、

次回に続きます。