不良少女 第十四章~金髪な社会人1年生&身勝手すぎる母 | バツ3mamaの自由きままなお気楽life

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波乱だった過去と楽しいことを考えるのが楽しくなった現在。


地元の先輩が働いている工場へ



事務員として就職が決まった



暴走族や不良ばっかりの工場だ



社長さんはとても優しく仕事さえしてくれれば



身なりなんて気にしない



先輩たちはパンチパーマや角刈りに剃り込み



そしてあたしは金髪






事務員と言っても勉強なんてしてないあたしが何も分かるはずもない



なのに社長はゆっくり覚えればいいよと言ってくれた



もう一人の事務のおばちゃんに現金出納帳などの書き方を教わった



だけど業界用語やら事務用語も分からない



電話の出かたや対応も分からない



やっと電話の対応もなんとなくって時に



「○○ゴルフ倶楽部の会員権について~~~~~」



ん?ゴルフ倶楽部のカイインケン?なんじゃそりゃ?



分からないからおばちゃんに代わってもらったり



迷惑ばかりかけていた(T_T)



そんなこんなで



あたしの唯一の仕事は



10時と12時と15時に工場で働いてる人への



お茶を淹れてあげること!



はっきり言ってこんなの仕事じゃないよな・・・・



事務所ではタバコをプカァ~だし



ひまだから掃除したり



こんなんでお給料もらってるのも申し訳ないと思っていた矢先



先輩とちょっとしたことでケンカになり



会社にも行きづらくなり



あんないい社長さんとも二度と会えないまま



辞めて(バックれ)しまった






あたしは相変わらず夜遊びもしていた



でも万引きもシンナーも会社にバレるからやめてた



ケンカした先輩とはすぐに仲直りしたけど



もう会社に戻ることはできない





家の近くのガソリンスタンドの仲良しだったおじさん(社長さん)が



「フラフラしてるなら、うちでバイトするかぁ~?」と



言ってくれた



早速あたしは二つ返事で



「うん(^○^)働くぅ~」って



翌日から働くことになった






気が付けば母は赤ちゃんを産んでいて



あたしはその当時の妹(赤ちゃん)の顔すら覚えていない



そしてあたしが誕生日を迎えたくらいだったか



いきなり母が



「田舎の近くにみんなで引越すことになったんだけど、あんたはどうする?」って



まるで、家族じゃないよな



でも、ここに今、一人で置いていかれても住む場所もなければ



お金もないし



まだ保護監察中だし



母たち家族についていくしかなかった



あたしは母の旦那とも何度となく取っ組み合いのケンカをしてたくらいで



仲良くはない



向こうもあたしのことは嫌いだろう



だからと言うのもあってあたしが14歳の時に再々婚するときも



あたしは母の旦那の姓を名乗ることを拒否した





溜まり場だったあたしの部屋にはたくさんの思い出がある



いつもみんなでシンナーを吸っては



母に見つかり怒られ



みんなで逃げたり



スーパーファミコンのマリオブラザーズをひたすたやってたり





そしてつるんでた友達や先輩ともさよならだ



せっかく雇ってもらえたガソリンスタンドも2か月位で退職((+_+))



純代はあたしの1か月後位に少年院から退院してきて



あたしの住んでる隣の県に母と弟と暮らしていると連絡があった







あたしは母を、そして母の旦那を恨んだ



そりゃ、悪いこともいっぱいしたよ



だけど、1回目の鑑別所以来あたし警察のお世話にもなってないし



勝手にあたしが邪魔だから少年院送致にしてくれって頼んだんでしょ



で、保護観察中だから大人しくしてないと



いつまでも保護司さんに反省してないと思われるでしょ





だから、仕方なく(母たちも迷惑なんだろうけど)



おばあちゃんのいる田舎に引越したよ




でもね、母たちは借家を借りてそこに家族4人で暮らしてるのね



あたしはおばあちゃんちだよ



その方があたしにとっても向こうの家族にとっても正解!




で、あたし友達もツテもないのに仕事もないし



遊んでる訳にもいかないし



いつもおじいちゃんと口ゲンカだし





もちろん保護司さんも変わった



とても人の良さそうなおじいさんだった



なぜかあたしに小遣いと言って1000円札1枚を渡してきた



保護司がこんな賄賂的なことしていいのか?



実はその日この保護司さんとの面会が



最初で最後になるのだ