幼少期8・若いツバメ~愛の逃避行 | バツ3mamaの自由きままなお気楽life

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波乱だった過去と楽しいことを考えるのが楽しくなった現在。

4年生の冬




母がまた引っ越しをすると言い出した






当時21歳だった母の彼氏の車に
衣料品やランドセルやらをぎゅうぎゅうに詰めて


長い時間、車に乗せられ辿り着いた先は

青森県三沢市だった


途中で十和田湖や色んな観光地に立ち寄った記憶がある



三沢市ですぐに借家を見つけ生活を始めた

冷蔵庫もない

借家の窓を開け飲み物を雪の上に置き
冷蔵庫の代わりにしていた

でも次の日、窓一面が真っ白(汗)

雪が積り過ぎて窓は開かない…


玄関を開けると
玄関の小さな屋根の下は少しだけの雪が積もっていて

その先は白い景色しか見えない


母と若いツバメが近所からスコップを借りて雪かきをして

歩く道を作ってくれた



近所の子たちが雪の滑り台で遊んでる


多分、冬休みだったと思う




あたしたちは
一組の布団で三人で寝た





母を取られた気分のあたしはツバメが好きじゃなかった





母もツバメも数日間、仕事を探しに出かけてた







でも仕事がなかなか見つからなかったらしい









あたしの四年生の冬休みは三沢市の雪深い街で終わった







母の知り合いを頼りに
あたしたち三人は元にいた県に移り住むことに…








四年生の三学期からは
また新しい学校へ転入





もうあたしは学校なんて行きたくない






泣きながら母に連れられ学校へ

そして泣きながら先生に教室へ案内され

みんなの前で自己紹介

自己紹介なんて慣れてたけど
もう学校に行きたくないあたしは泣いたままで教室の前に立たされうつむいていた

先生があたしの代わりに自己紹介をしてくれ

あたしは指定された机に行き椅子に座った






クラスの子が気を使って話かけてくれても
今度は標準語じゃん( ̄0 ̄)/

前の学校での訛りが抜けてないあたしはしばらくとまどった






どうにか嫌々ながらも学校に通った






引っ越した先では小さな冷蔵庫もある

テレビもある

でも机は前の家に置いてきたまま


今、考えると夜逃げしたのかなぁ~?





そんなことはどうでもいいけど
あたしはツバメが気に入らなかった





母は以前やっていた営業の仕事をまたやりはじめ

ツバメは運送会社に勤めた






チクチクとあたしはツバメをいじめてた




それを母は知っていたからツバメにあたし以上に優しくしていた







ある日、仕事に行ったはずのツバメが帰って来なくなった




母は運送会社に電話した



会社には来ていないと言われたらしい






ツバメは元の巣に帰ったんだよ




あたしのいじめに耐えられなくて…








母はツバメがいなくなったことであたしを責めた




責めたところで
もうツバメは帰って来ないって分かってるのに…









ツバメがいなくなってから
母も家にいることが減った







あたしは母を取られたと思い
ツバメを嫌った

ツバメがいなくなれば
母はあたしを可愛がってくれると思ってた







あたしは今まで以上に淋しい日々を送ることになってしまった