朝日を
浴びながら
静かに
手を合わせる姿を
見つけた
自然と
背筋が
伸びている
随分前
ですが
初めて
病気で
入院
した時
相部屋の
おばあちゃんが
毎朝
朝日を見て
手を
合わせてたなぁ
寒い冬の朝
窓越しでは
無く
病棟の
ベランダへ
出て
そして
儀式が
終わると
部屋に
入ってきて
あー
寒かった!
今日も
綺麗な
お日さまだよ^ ^
って
言うの
今なら
分かるよ
今日も
ありがとう
よろしくね
の
儀式
当たり前では
ない
生かされている
ことに対して
ありがとう
この空を
見て
あの時の
おばあちゃんを
思い出した
空へ
帰ったと
風の便りで
聞いた
急に
思い出し
あの頃を
懐かしむ
私も
朝日を
見ながら
手を
合わせた
東の空を
龍が
通っていた
いつも
とは
ちょっと
違う朝だった
龍の尻尾

