セックスにおいて「焦らし」を意識できなければ、上手く行えません。女性の身体の触り方で焦らす効果を作ることにより、神経が過敏になり、その後に局部を刺激したとき、より強い刺激となります。上手い焦らしは、女性の興奮を極限まで高め、乳首を舐めただけイクこともあります。
焦らしセックスの実験談
セックスセラピストのアダム徳永は、焦らしの効果を高めるために、30分以上は絶対に乳首を触らないように言っています。アダム徳永も乳首を触るだけでイクと話していて、私も実感しています。
アダム徳永は「焦らし」を最大限に活かすセックスを提唱しています。彼の作った「スローセックス」という言葉は有名ですが、時間を掛けて焦らす前戯を行います。
「焦らし」は、基本的に乳首や陰部への刺激を避けて触りますが、局部から「遠い焦らし」と「近い焦らし」の2つに分けられます。
・局部から遠い焦らし
例えば、一般的にセックスで触る順は、
「キス→胸全体→乳首→陰部」
となると思います。
そこに耳と首を加えます。
「キス→耳→首→胸全体→乳首→陰部」
耳や首にも責め方があり、私はそれぞれ5分、計10分くらい掛けています。
さらに肩、背中、足を加えます。
「キス→耳→首→肩→背中→足→胸全体→乳首→陰部」
私は、肩5分、足5分、背中に10分くらい掛けますので、総計30分は焦らす時間が加えることができます。
このように時間を掛けて前戯を行うと、女性の興奮から膣内が強く締まり、挿入が敏感なるため中イキしやすくなることもあります。
・局部から近い焦らし
乳首やクリのすぐ近くを触って焦らします。私は3つに分類しました。
・乳首
・クリ
・膣
「乳首」
人によりますが、胸を揉むときから乳首への期待は高まっていて、乳首に触れないように胸を揉みます。脇の下と乳首を繋ぐラインに気持ちいいポイント(図の矢印)があり、そこを中心に揉みます。
脇の下から乳首を結ぶ直線上に感じやすい部分があります。
「クリ」
クリの付近を責める主なポイントは、陰毛部、大陰唇、小陰唇、膣口があります。
陰毛が生えているあたりの皮膚は、舌を尖らせるようにして舐めます。
大陰唇はキスをしたり、舌を這わせたりします。
小陰唇はビラビラとか言われたりする部位で、濡れている環境で刺激します。舌で舐めたり、口で吸って舐めたりします。
膣口も濡れている環境で刺激します。膣口を指は入れず、表面の入り口だけを刺激します。膣口の周りは、指や舌でなぞります。また膣口は、舌を入れても大して奥まで入らないので入れられます。指は、第一関節の半分くらいを入れ、さらに指を横に振るとよいです。
「膣」
膣の周辺を焦らすと膣内が締まるため、挿入時の中イキしやすくなるメリットがあります。膣を焦らすには、クリでイッてもらうことが重要です。またクリを焦らす場合と同様に、小陰唇と膣口を焦らすとよいでしょう。
クリ直接触るとき、非常に敏感なので優しく触れてることがポイントです。また基本的に濡れた状態が好ましいため、濡れた指か、口を使って触ります。

以前、私は実験的にクリだけを責めて、膣には刺激を与えないことをしてみました。タイマーを使って10分間計り、クリを刺激し続けてました。クリでは5回くらいイキましたが、膣には一切触れなかったため、辛そうに悶えていました。10分経ってから、膣に指を挿入すると、いつもより膣内が驚くほど締まっていました。普段どおりに指やペニスを挿入すると、締まり過ぎていて、女性がきつくて痛くなってしまい、中断したことを覚えています。何事もやり過ぎには注意しなければなりませんね…