熱39℃、頭痛、吐き気、寒気の最強の布陣で挑む街の大病院。

俺たちは怒りに震えていた…

病院を変え続けるたび病気の正解に近づいて来てるような、この謎のRPG感は嫌いではない。

ただその分時間もお金もかかっているのだ。 

今日こそは…その正解を導き出し早くこの物語の終焉を迎え、この苦しみから解き放たれたいッ🔥


病院に着くなりぐったりしてしまったワイ。

気づいたら車椅子に乗せられて、小さいベッドが6つ程ある部屋に来た。ここは、一体どこだろう。

看護師「ぽんぽんさんインフルとコロナの検査しますねー」

ワイ「⁉️すみません看護師さん、そちらの検査は昨日も行っていてー」

看護師「一応今日も行います、これ痛いんだよね、何回もごめんね🙏一緒にがんばろ!」

ワイ「ハ、ハイ」

なんて優しいんだ、いい歳して鼻の検査を拒んで迷惑をかけているワイを優しく

ズブリ

ワイ「のおおおおおおおおうわああああ」

この後熱が上がり、意識が朦朧としていたため何をしたか朧げなのだが、点滴(水分と痛み止め)と採血をしてくれてワイは1時間くらい爆睡していた。そしてMR Iを受ける事になり、2週間前に開けたファーストピアスを泣く泣く外す事になった。


MRIと採血の結果をしげしげとながめるお医者さん。

医者「うーむ、どこも悪くないんだよなあ」

はい?ここまで具合悪いのにそんな事ある…!?

医者「血液検査はめっちゃ良いです、普通何か体に炎症が起きてる時って白血球値が上がってくるんですけどそれが無い。MRIもキレイ。うーん…。」

えっ…じゃただの風邪なのかな?咳も鼻水もないただの頭痛??こんな激しくてイブもロキソニンもカロナールも全て効かないのがただの風邪頭痛なのか?!!

医者「ただ一つ思い当たる病気があります。」

ここで胃腸炎って言われたら泣くぞ😢

医者「それは髄膜炎という病気です、聞いた事ありますか?髄膜になんらかのウイルスやら細菌が入って暴れててそのウイルスを頑張って外に追い出そうとしてるから熱が高くなってうんぬん…」

最初は難しくて理解出来ませんでした。そんなヤバそうな病気大丈夫なんか?死ぬのかワイ。まあでも原因分かってよかったとホッとしていた所

医者「でもうちじゃ専門じゃなくてね、脳神経内科の部類がある大病院に紹介してあげるから今日は帰宅でいいかな?」

まあ飛び込みで来ちゃたし無理もないか。

分かりましたと返事をし、我々は帰路につきました。3日間病院に付き合ってくれた夫にありがたみと申し訳なさが溢れ、帰りコンビニで買った好物のデカビタCをひと口飲んで自分が想像以上に弱っている事を確信しました。めっちゃ美味かったからでぇ〜す。