こんにちは✨
今日は頭痛ケアについて書こうと思います。
少し長いので覚悟してくださいね(-_-)
頭痛、つらいですよね…。
実は私も幼少期から頭痛持ちです(-_-;)
西洋医学的に頭痛は大きく分けて3種類に
カテゴリー分けされています。
①群発性頭痛(ぐんぱつせいずつう)
②緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)
③偏頭痛(へんずつう)
①はあまり聞き慣れない、難しい名称ですね。
これはじっとしていられないぐらいの刺すような
激しい頭痛です。片側の目の奥が痛みます。
同時に涙や鼻水も出ます。
①の場合、まずはご自身で鎮痛薬などを飲んで
痛みを和らげようとせずに、
一度脳外科を受診されることをお勧め致します。
くも膜下出血などの可能性も否めません。
よってここでは少し横に置いておきます。
①の場合でも脳の病気がないということが
確認できれば治療を行いますが、
主に鍼灸の治療対象となってくるのは
②と③です。
実は頭痛の細かなメカニズムは現代においても
まだはっきりしていません。
「頭痛持ちのそれは偏頭痛」みたいにあいまいに
理解されている方も多いと思います。
よって今までは鎮痛剤などを用いた対処療法が
主な治療方法とされてきました。尚、鎮痛剤とは
バファリンやイブ、ロキソニンなど皆様にとって
身近なお薬です。薬局でも買えますね。
世の中の頭痛の大半を占めると思われる
②と③の頭痛(-_-;)
②の頭痛は「首周囲の筋肉のコリ(過緊張)により
血管や神経を圧迫して痛みが出る、もしくは
コリの痛みが頭に響くことによって起こる」
というもの。
③の頭痛は「何かしらの原因で血管が拡張しすぎた
ことにより痛み物質が放出される」
というのが理由です。
世の中の比率的には②が高そうですね。
しかし②と③は真逆の理由が含まれています。
血管が狭くなったら②になるの?
広がったら広がったで③になるの?
そうなんです、そこが頭痛治療の難しい所です。
昔はすべて鎮痛薬を用いていたと前に書きましたが、
近年の薬物治療では③のための新薬が出たことにより、
②の場合は鎮痛薬を用いる。
③の場合は偏頭痛薬を用いて血管拡張を抑える。
という形で使い分けがされるようになりました。
バファリンやイブなどですぐに頭痛が改善される
タイプの方は、比較的軽度な②だと思われます。
私も経験があるのですが、
3日間、ロキソニンを飲み続けても少ししか改善しなかった
頭痛が、③の新薬を飲んだとたん「スッ」と消えた。
このスッと効く感じは今までになかった爽快感で、最初は
とても感動しました。
この場合は限りなく③の要素を持つ頭痛だったと
想像ができます。
しかし、この場合でも首や肩のコリを感じるんです。
私の場合、首の後ろを圧迫すると頭に響く痛みが
出ます。じゃあ③ではなく②じゃなかろうか…と…。
でも③のお薬が効く…なんでっっ(。-∀-)?
となります。
たくさんのDr.が頭痛の研究をし、
製薬メーカー各社もNSAIs(鎮痛薬)や
トリプタン薬(偏頭痛薬)の研究をしていますが、
このあたりがはっきりと解明されていないところです。
しかし上記の私の症状から遡って考えると、
③の頭痛だとしても
②の頭痛の要素も備えているのでは?
ということです。
逆に
②の頭痛だとしても③の要素もあるのでは?
ということが想像できます。
ここからは私の想像なので、正確ではないのですが
となると、②の緊張性頭痛というものは、
血管が狭くなるというより、コリから来る放散痛が
痛みを頭に放散させる要素が強い。
③は血管拡張が原因となる、でほぼ確定。
となると、首肩のコリや炎症が頭部の血管を拡張させる
可能性もある?と考えたくなります。
となれば、②と③の原因は1つになりますしね!
そこまでは科学的に証明されていないので、
あくまで私の経験からの想像でしかないのですが、
まとめると
「首肩のコリや痛みを軽減させられれば、②と③
どちらの頭痛も軽減させることができる可能性が
大いにある」
ということです。
首肩コリを効果的に軽減させることは、
最もと言って良いほど「鍼灸」の得意技です。
頭痛持ちの方で
ロキソニンやアマージなどを手放せない…と
お悩みの方、
ぜひ一度、頭痛(首肩コリ)治療を得意とする鍼灸院を
お探し頂いて、伺ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私は自分で首に鍼をするようになってから
頭痛の頻度が激減しました。
皆様も神の手(医薬品)を使う頻度を大幅に減らせるかも
しれません。
ぜひお試しください('ω')☆
※皆様に理解して頂きやすいように簡易的に頭痛を
紐解いています。正確で細かい医学的説明をお知りに
なりたい方はWebにたくさん出ている頭痛の説明
などをご覧くださいね。
製薬メーカーのHPなどにもたくさん情報が出ています。