叶えてあげたいこと




生理的欲求は
人の生命維持の最も
根源的な欲求です。

帰省時に父の施設に
通いました。


シェーバーが壊れたままで
髭がぼうぼうと伸びてたので
新しいのを買って来て
綺麗さっぱりに🧔


身体が痒いと言うので
清拭して
背中をさするように
長くマッサージして
軟膏をぬりぬり。


背骨のあたりは経絡が集中してるので
刺激になったのかもしれない。

便意をもよおしたというので、
端座位にさせて靴を履かせてるうちに
出なくなったかも👴
大丈夫だよ、ちゃんと出るから!👩
繰り返し声をかけながら
なんとかポータブルトイレに移動させ…🚽

そしたら
大きな便りが出て、
びっくりするくらいの大きな便りで💩
どれだけ出たのか見せてあげたら
ほぉーーーー!と笑っていた。
笑笑👴


全部始末をして、
すっきりしたねーーー!!
と声を掛けたら👩


お前に申し訳ないことしたね、
と謝るのです。👴



なんでーーーーー!!!!
逆に私が居るうちに出て💩
良かったじゃない〜〜!!!!
謝ることじゃないよーー!!
私は嬉しいよぉ〜!!👩





生きていたら
当たり前の欲求です。


身体が不自由になったら
申し訳ないと謝りながら
生きてかなければならないのか、
父の言葉に
胸がキュッとなった。


申し訳ないことなんて
何もないのです。


私は
父に最後まで人間の尊厳を保って
生きててほしいと
ずっと思っている。


とにかく
父さん
来春まで元気で待っててよ!
あの古民家で一緒に
暮らそうね!!


そう言って
別れてきた。