『脾胃』の健やかな働きで水巡る軽やかな身体に

なんだか今日は、室内にいても湿気が多いのですっきりしませんね…
これから梅雨入りするそうですが、雨が降りジメジメとした日が多い6月です🌂
この時期から体調を崩しがちだったのはずいぶん昔のことで、今は気候に体調が左右されなくなったのは有難いはなしです。

湿気が多いと五臓の「脾」の働きが低下して、水をためこみがちになります。
余分な水は重く濁って下半身や関節、胃腸、肌の表面などにたまります。
ジュクジュクした湿疹や水虫、汗かき、胃腸トラブルや浮腫みが悪化しやすい時期です。
この時期に多い身体の重さや疲れ、頭重感、浮腫み、関節痛や吐き気などは水のトラブルのサインです。
頭痛でも目の奥が痛む方は水毒ですよ。
私は冷えとりをはじめて3年は
時折激しい頭痛に襲われましたが、きまって目の奥の痛みでした。
胃腸も弱かったですし、まさに淀んだ水を身体に溜め込んでいたのですね…

水分の取り方ですが、
少量をこまめに、なるべく温かくを意識して溜め込まないように注意していきましょう。
爽やかに水が巡れば、身体は軽やかで気分もすっきり過ごせます。


Heart  半身浴でよどみを解消!♨️

beauty  顔のむくみにツボ押し!
             湿気の多い時期は瞼の浮腫みや顔のたるみ      も気になります。瞳の下にたる四白(しはく)や、こめかみのくぼみにある太陽のツボを押して水を巡らせましょう。

food     瓜と生姜で温め巡る!
            胡瓜や冬瓜、ズッキーニなど、ウリ科の食材は水を巡らせます。生姜やお酢を合わせることで冷え過ぎも防げるので、酢の物やスープで取り入れましょう。
冬瓜は好物で、帰省した時丸ごと大きな冬瓜を買ってきてぶつ切りにしたものを冷凍にして秋口の頃までよく食べます。身体が必要としている物を好んで食べていることってありますね🍈🥒