昨日舞台「チ。」が無事大千穐楽を迎え、2か月にわたりXに流れてくる感想と観劇レポを負う日々ともお別れになりました。
そんはさんのメルマガ、珍しく「疲れたので神奈川(冒険者たち)まで休みます」と書いてあって、何年かメルマガを見ていますが、こんなにストレートにお疲れなのって初めてではないかと思いました。あの緊張感のある舞台でバデーニとシュミットの二役を演じ、バデーニのエキセントリックで人間臭いイメージを確立し、シュミットにいたっては森山未來君と木バチで両刀で決闘シーンまであり、下手をすると怪我をする可能性もあった中での2か月の公演、想像を絶する過酷な舞台だったと推測します。
そんはさんは2007年「夏の夜の夢」で公演序盤に肩を怪我され、片腕を吊って飛び跳ねまわり、本当に怪我をしているのかと疑うほどの運動量でした。だからなおさら、舞台での怪我や事故に気を使っていらっしゃったと思います。
あと、二役ということの重責。古い話ですが2000年代、舞台「ジキル&ハイド」初演、鹿賀さんがジキルとハイドの二役をおやりになり、後半になるにつれてお痩せになっていきました。ジキハイ終演後、鹿賀さんは三谷さんの芝居に出るはずでしたが、初日の三日前に体調を崩されて降板、鹿賀さんの役を浅野和之さんがおやりになりました。多分ちょっとやそっとの休養では回復できなかったのでしょう。そんはさんもバデーニとシュミットという全然違うタイプの役を演じるのは、かなりきつかったのかなと思います。
つかこうへいの劇団で「腹筋1000回」とかスパルタ教育も受けられていましたが、そんはさんも44歳、寝れば治るとか若い時とは違うので、しっかり休養されてください。
「チ。」は未読だったので、原作を読んで異端とされる学問を追い求める人々のパッションに感動しました。良い作品に、良い舞台に出会えて幸せです。
5日から舞台の配信も始まりますので、楽しみにしています。
