私は高校から大学にかけて、栗○薫のグ○ンサーガのファンクラブをやっていました。全国に会員が200名ほどいて、会誌を発行していました。別の人に会長をついでもらい、会誌もトータルで50冊くらい出ました。
私が会長をしていたとき、キャラクター人気投票のコーナーで、嫌いなキャラのトップの方にはいつも、小説で醜いとか悪人と評される人が上がっていて、実際活躍もしていないのに、人となりの説明に醜いと書かれたためにランクインしている人もいて、私はなんだかなあと思っていました。
栗○さんは美しいキャラが好きで、その美しさを表すために2ページも費やしたり、高貴な生まれを誇りに思うキャラがいる一方、生まれで差別を受けてきた赤毛のキャラが、心も醜く他のキャラから嫌われて、主人公に殺される出来事もあり、栗○さんはマジョリティーな人だなと思ったことがあります。
私はヒーローがかっこよくて活躍する話よりも、心や身体に傷を負い、それを乗り越えて戦っていく「ベルセルク」みたいな話が好きで、グ○ンサーガでも赤毛の憎まれ役が好きだったので、マイノリティー側の人間だと思います。
どちらが悪いわけではないけれど、私がグ○ンサーガで赤毛のキャラを応援しまくったお陰で、原作で彼が死ぬ時、突然彼の部下が現れ、主人公に向かって「ご主人の敵!」と戦いを挑んだので、びっくりしました。憎まれ者の彼にも、彼を慕う人間がいたのだと書かれていて、結局部下も主人公に殺されてしまうのだけど、栗○さんは赤毛のキャラを死なせる時、私が応援していたことを思いながら、部下を出してくれたのだと思います。
世の中は手紙や電話の世界からネットの世界に変わりましたが、人の愛というものは変わらないと思います。もし、創作上の人物、アイドルや役者、芸能人、スポーツ選手など推しがいる方は、自分の気持ちを相手に対して、節度をもって伝えてみてください。
私は成田三樹夫さんが亡くなられた時、初めてファンだったことに気づきました。どうしてファンレターの一つも出さなかったのかと悔やみました。
他界されなくても引退されたり、応援できなくなることはあります。
あの時何故思いを伝えなかったんだろうと後悔しないためにも、推し活をお勧めします。
