金縛りにあった。
以前、物置だったその部屋で怖い夢を見た。
その後部屋は通常仕様の部屋に変わった。
このあいだの日曜日は土曜日、仕事が溜まっていたため出勤した。
以前、物置だったその部屋で怖い夢を見た。
その後部屋は通常仕様の部屋に変わった。
このあいだの日曜日は土曜日、仕事が溜まっていたため出勤した。
しかし、あまりにも疲れていたため1時間ほど眠ることにした。
椅子を並べ横になった。
しばらくして体がだるく目が覚めた、
つもりだった。見えている景色は本棚の本と自分の腕で景色がそこから動かない。
そこで、起き上がることにした。
しかし起き上がれない、それどころか見える景色が一向に変わらない。
これは腕がしびれたのだと、動く腕で反対の腕を探そうとするが、
椅子を並べ横になった。
しばらくして体がだるく目が覚めた、
つもりだった。見えている景色は本棚の本と自分の腕で景色がそこから動かない。
そこで、起き上がることにした。
しかし起き上がれない、それどころか見える景色が一向に変わらない。
これは腕がしびれたのだと、動く腕で反対の腕を探そうとするが、
両の腕が共に動かない。
動かないならもう一度寝るかと少し休もうとするも、
そういうわけには行かず、
これは、金縛りだ、と思いながら、
気合いで起きることにした。
ふっ!ふっ!と気合いを入れても簡単には動かない。
えいっ!と、気合いをもっと入れると、
ぶおっ、と本棚の景色が、それまでは視力0.1以下の裸眼で遠くを眺めていたのが、その瞬間、2.0まで一気に目が良くなったかのような、
いや、おそらくそれまではカエルの瞬膜を通して眺めていたのがペロッと、剥がれたような、
いずれにしても、その瞬間、それまで途絶えていたシナプスが一息に繋がり、
脳が覚醒したのを感じた。
この変化は、意識障害の治療にきっと役立つ!と確信しながら、椅子から起き上がった。
しばらく興奮を覚えてなかなか止まなかった。
そして、ググっているうち、開眼型の金縛りは珍しい事を知った。
なぜ珍しいか?
それは、目を開けた状態で寝ている人が少ないから。
ただそれだけの話。
珍しい、と書いた人は絶対わかっていない。