その「違い」が『間違い』となる | 黒服ワーク

黒服ワーク

キャバクラで働く黒服の仕事をご紹介しています

先日コンサル依頼を頂いているお店で

あるホステスの態度を注意をしました

 

 

とあるお客さまが一人で

指名なしで遊びに来られました

 ホステスが3人につき私が

注意したのは

最初に接客したホステスAでした

 

Aは店内でTOP5に

入る実力者でもありました

 

ですがその時はやや

本気の接客とは程遠い内容でした

 

席を抜けてきたAに

なぜ、全力を尽くさなかったのか、と

尋ねるとAは

見るからにお金なさそうだし

指名なんかしなさそうだったから…

と答えました

 

 Aのこの返答は

よくホステスから聞く

情けない言い訳の一つであり

そして大きな間違いです

 

Aが犯した最大の過ち

それは

目線の違いです

 

お金にケチな感じがしたとしても

それはもてなす側には

何も関係はありません


ホステスにあるのは

全力を尽くしたが

指名されなかった、

全力を尽くしたからこそ

気に入られ指名された、の

2つだけなのです


 

お客さま目線と

売り手目線をはき違えると

あのお客さまはお金がなさそう

などと言うのです

 

ですが、

その「違い」は明らかな『間違い』です



お客さま目線で考えれば

あの子を指名したいと

思うか思わないか

つまり、Aを指名したいと

お客さまは思うのか

思わないのか、だけなのです



売上ができ

多くのお客さまから

気に入られるようになると

いつしかお客さま目線を自分目線と

勘違いする人がいます

 

自分を認め支えてくれる

お客さまの意見はとても重要です

ですが、あなたに対して

まだ何も興味を抱かないお客さまも

あなたにとっては重要なのです

 

お客さまから選ばれるのは

向き合った時に目線が合う人だけです

 

Aのように売り手目線でお客さま目線を

勘違いしていている人はお客さまから

決して選ばれません



目線が違ううちは全力を尽くそうと

何をしても結果は得られません

目線が違う者の言葉や行動は

相手には決して届かないのです