今回はもしもAPIを使ったお話なので、
ちょっとテクニカルな話を交えます。



この記事に書いてあることは必要な人だけ理解すればいいと思うので、

もしもAPIは使っていないという方はあまり真剣に読まないで大丈夫です(笑)


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今回の記事では「もしもAPI倉庫」のサイトに
勝手にリンクを張らせていただきました。
開発者の方にご迷惑をかけた場合は即刻リンクを外しますので、
何かありましたらご連絡ください。
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さて、輸入ビールと重曹のカテゴリーで、

それぞれ10商品くらいEZオンラインショップ に掲載したところで、
少し自動化したいなぁと思いだした私。



というのも、輸入ビールも重曹も在庫が薄いので、

在庫状況をこまめにアップデートしないと、
在庫の有無が実態と合わなくなるのです。



その場合「カートに入れる」ボタンを押して初めて在庫切れが分かった、

なんてことになるのです。これではお客様はがっかりですよね。



ということで、もしもドロップシッピング利用者は無料で使用できる、

『もしもアプリ』を利用することにしました。



『もしもアプリ』というのは『もしもAPI』という命令系を使って、

各商品の情報を自動で取得および表示できるようなアプリ達のことです。



いくつか私が欲しい機能を備えたアプリがあったのですが、

今回は「もしもAPI倉庫 」を使わせていただくことにしました。



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この「もしもAPI倉庫」ですが、PHPとJavaScriptを使います。
PHPは有料レンタルサーバーの標準的な契約以上でしか
使えない場合がほとんどなので、注意が必要です。



あと、JavaScriptはお客様がONにしていないといけないものなので、

お客様が100%見られるわけではないという可能性を考えると、
価格などの重要な箇所の表示はアプリに頼らない方がいいと思います。
(大抵のお客様はJavaScriptをONにしていますが、念のため)
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もしもAPI倉庫 」のマニュアルに従ってセットアップを行ったわけですが、
最初はどうにもこうにも値が表示されませんでした。



開発者の方に問い合わせをしようと思いましたが、

お忙しいところにご迷惑をおかけしたくないという思いと、
自分がIT技術者である意地で自力で調べることにw



色々デバッグ(プログラムの問題点を見つけること)したところ、

PHP5.3.Xでは「もしもAPI倉庫」のプログラムが動かないことが分かりました。



私はさくらインターネットサーバーを使っているのですが、

そこではPHP5.3.Xを使っているのです。



さくらインターネットサーバーで利用可能なPHPは
PHP5.3.XとPHP4.Y.Y (←覚えてない)



今更サーバー側の設定を変更するのは嫌だったのと、

職業柄、最新版に近いPHPを使いたかったので、
仕方無くもしも倉庫APIを修正して使うことにしました。



【修正しなければならない箇所】

「=& new」または「= &new」となっている箇所を全て「= new」に変更。



【修正対象ファイル】

  • \moshimo-stock\extlib\XML\Parsar.xml
  • \moshimo-stock\extlib\XML\Unserializer.xml
  • \moshimo-stock\lib\Services\Moshimo\ItemSearch.php
  • \moshimo-stock\lib\Services\Moshimo\Moshimo.php
  • \moshimo-stock\moshimo-stock.php


なんか良く分からないけど、「もしもAPI倉庫」が動かなかったという方、

使用しているPHPのバージョンを確認の上、上記の修正を試してみてください。
(PHPのバージョンが5.X.Xなら、この修正が悪い方に働くことは無いと思います。)


私の修正後のファイルが欲しいと言う方はご連絡ください。

あくまで著作権は開発者の方にあるという認識の範囲でお渡しします。
輸入ビールを一通り掲載して商品ページの作成の流れが掴めたところで、ふと考えました。



自分が商品説明しやすい物だけ並べても、みんなが欲しがるものじゃないと売れないんじゃなかろうか?



そう、そうなんです。人気がない商品をいくら頑張って売ろうとしても売れないんです。なぜなら…



欲しくない商品をわざわざネットで検索する人はいないから。



ドロップシッピングはネットで商品を販売する商法なので、検索エンジン(Yahoo!やGoogle)を通してサイトを訪問してくれる方がほとんどです。それも、普通の人は検索結果の1,2ページ目まで目を通したら、別の単語を使って検索し直すというデータが出ています。



ということは、検索エンジンで検索をかけてもらえそうな商品を取り扱っていないと、箸にもひっかからず、当然のことながら売れないわけです。



しかし、ハッキリ言って私自身が通販で買い物をしないので、みなさんがどういう物を欲しがるのか分かりません。



店頭以外で買い物したい物ってなんでしょうか?



中にはぼーっと見ているうちに衝動買いしてしまうという方もいるでしょうが、そんないるかいないか分からない方を相手に商売してられません。



というわけで、身の回りの方にどのような物を通販で買いたいかアンケートを取ってみました。



今はSNS(mixiやGREEなど)が発達しているので、ポンッと質問を投げれば数十人から返事が返ってきます。楽チンです。



アンケートの結果、私の回りの方が欲しい物の傾向は大体以下の通りでした。
 ・米や粉など持ち運びが重い物(玄関まで運んで欲しい)
 ・サイズがあまり気にならない服
 ・視聴が必要ないほど欲しいCDやDVD



なるほど…。



この結果で、なおかつドロップシッピング向けなのは米や粉です。服は種類があまり豊富じゃないですし、CDやDVDはそもそも扱っていません(プレイヤーの方は扱っています)。



というわけで、米を扱おうかと思いましたが…ライバルが多すぎです。「米 おいしい」とか、「米 通販」などで検索すると、2千万件くらいヒットします。こういう検索結果が多いキーワードをビッグキーワードと言います。



じゃあ、粉。







……



………



あ、重曹!



重曹は粉ですし、根強いファンがいますし、あまり目立たないのでライバルが少ないのではないかと。試しに「重曹 通販」で検索すると100万件。まぁ、少なくはないですが、ライバルは米の20分の1です。これならなんとか。



というわけで重曹についてまとめたページを作りました。
EZオンラインショップ - 重曹カテゴリのページ



ここにお客さんを呼び込めれば…!

前回の「ドロップシッピングで最初に売り出したのは輸入ビール」では、売り出すものを輸入ビールに決めて、何はともあれショップに掲載していったところまで書きました。



EZオンラインショップ
に掲載する輸入ビールは、もしもドロップシッピングの商品検索で「輸入ビール」と入力して出てきたものを上から順に、軒並みという基準でしたw



まずはショップのページを増やそうという気がアリアリですね。ページの作り方も、できすぎ君を参考に1ページ目でレイアウトを調整した後は、ページ内の数字や既存の商品紹介をコピペしていくだけの簡単なもの。



しかし、私の当初のショップは背景が薄いグレーだったのに対し、もしもで配布されている画像は背景が白なので、全商品画像の切り抜きが必要となり、そちらに時間がかかっていました。



結果、何も考えずに選んだ商品群の割には、不慣れも手伝って1ページ当たりの作成時間が1時間近くかかっていて、そのうち半分くらいが画像加工の時間でした。



このときページのタイトルに使っていたテンプレートが



○○産ビール (商品名) (缶・瓶) (内容量) (個数)



というもの。キーワードが商品名だけですよね、これじゃあ。ビールなんてビッグワードで検索にかかるとも思えません。SEO対策も不十分なページ群が出来上がっただけでした。



とは言え、このときはページが出来上がったことに満足していて、そこまで気が回らないのでした。そして10ページほど輸入ビールのページを作ったところで終了。



何はともあれちょっとした商品群を作ったことで自己満足に浸るのでした。



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