今の時代は年齢層を問わず、多くの人が携帯端末を持っています。
ここ数年を見ても、驚くほどネットを取り巻く環境は進化していると感じます。
ネットの回線速度の高速化、利用料金の低価格化と端末機器の普及。
スマホさえあれば、広い範囲で好きな時に色んな情報を得ることが出来ます。

ネットには膨大な量の情報が溢れかえっていますが、私はその情報の質に疑問を抱く事が少なからずあります。
情報の正確性という面においては、まずは疑ってかかるようにしています。

結局は自分の都合の良いように解釈してしまうという事なんでしょうね。
最初に自分が最初に見た情報を信じていても、それよりも多数の情報があれば、今度はそちらを信じてしまう傾向にあります。
確かに情報源をネット上に限って言えば、
多数の情報の方が正しい確率は高いかも知れません。

私が問題だと感じるのは、そうして得た確かかどうかも分からない情報をSNSなどにそのまま持ち込み、他人を叩く要因に用いる事です。

SNSや掲示板が基本的に匿名で利用出来る事で、利用者の書き込みの内容が過激になる事も多い様です。

人間の心理として、少数派よりも多数派に身を置きたがります。
他の人がしているから、法に触れないから。
だからと言って、他人が他人を叩いているのに加担する理由にはならないと思います。
某俳優の事件、古くはゲス不倫と言われるものがありました。
事件があれば被害者の方がおられ、不倫があれば悲しむ方がおられます。
私みたいな人間でも、報道やそれに関係したものを煽るといった行為はいかがなものかと思います。
中には、被害者を特定しようとする考えられない様な行動をする人もいます。

世の中にはモノや情報が溢れ、生活は便利になりました。
でも、科学は進歩しても人間自体はほとんど進化していないと思います。

確かに人の持つパフォーマンスは向上しました。
身体能力、知能指数しかり。
しかし、科学が進歩して新しいモノができても、人はあくまでも使う側にいなければならないと思います。
回りを見れば、場所を問わず、他人の迷惑も考えずにスマホに夢中になっている。
5分とスマホを手放せない。我慢出来ない。
スマホがないと不安になる。
そんな人が増えました。
いわゆる、ネット依存症です。
依存症は自覚がない事が多く、自分はそうではないと否定する特徴があります。
こうしてみると、機械に使われる側になっている人が多いと感じました。
私がその一人である事は自覚しています。

私みたいな人間に、人がどうとか人間がどうとか語る資格はないでしょう。
でも、私は私なりにこの様に感じました。

この便利なモノと溢れる情報の中で、何が真実かを見極めるのは大変な事です。
もともと真実などあるのかどうかさえ、私には分かりませんが。
それでも考えてしまいますけどね。

                          参考
アルコール依存症は約110万人、ネット依存症は約270万人。
しかしこれは、数年前のデータであり、かつ通院、入院により治療した方のみの数値です。
ネット依存症においては、予備軍を入れると400万人以上だと言われ、アルコール依存症の数倍になるとも言われています。