個人情報保護が浸透していない時代には、本当にセールス電話やイタズラ電話がよくかかってきた。
「あの、イ○○ク製薬の者ですがアンケートにお答えいただきたくお電話しました。」
私「○チジ○製薬の社員の方ですか?」
「そうです。」
私「それはご苦労様。ちなみに社長さんのお名前は何とおっしゃったかしら?」
「えーと、それは…」しどろもどろになった。
私「社員なら社長の名前くらい即座に言えるはずよね?そんなイタズラ電話には引っかからないわよ。
しかもオドオドした感じで電話して来るのはイタズラ電話の特徴なの。今度は堂々と電話をかけなさい。」
「申し訳ありませんでした。言われた通りにします。」ガチャン
聞けば当時高2の少年だった。今もオドオドせずに家庭や職場で過ごしているだろうか?