1月7日(土) は 2017年、年明け1発目のライヴとしてEARTHSHAKERのドラマー、工藤゛KUDO→"義弘さんのソロライヴ、「新春!KUDO→の爆音DRUM MAGIC」を観に道頓堀のロックバー、かつおの遊び場へ行って来ました!
かつおの遊び場は難波の繁華街の怪しげな雑居ビルの2階にあるロックバー。
1階は精力剤専門店です(笑)。
中に入ると想像以上に狭いバーで早々に20数人が来店し満席状態。
開演時間の17時30分丁度に場内が暗転し、SEで「春の海」が流れ正月らしいほのぼのとした雰囲気の中、クドーさんが登場!
「皆さん、明けましておめでとうございます。」
と、新年の挨拶が行われ、早速、クドーさんからのお年玉、「うまい棒・牛タン塩味」が配られました(笑)。
第一部はクドーさんがシーケンサーでEARTHSHAKERの曲を流しそれに合わせてドラムを叩く「工藤”KUDO→”義弘 スーパードラムパフォーマンス」!
まず1曲目は「SMASH」をランニングオーダー順に全10曲を20分弱のメドレーで披露!
「新年早々、ちょっと長かったかな(笑)?
今日は(会場が狭いので)ドラム本来の生音で『爆音のお年玉』をプレゼントします!
実は今日は朝から調子が悪くて身体がなかなか動かんかったけど、ここへ来てセッションバンドとリハしてる内にだんだん調子良くなって来ました。
音楽って、素晴らしいなぁ~、って再認識したよ(笑)。」
見た感じでは元気そうで、若く見えるとは言え、クドーさんも57歳やもんなぁ~。
続いて、クドーさんがお気に入りのシャッフル系の曲、「STARS HIGHWAY」、「酔いどれ蕾」をプレイし、MC。
「正月は実家に帰ってオカンと二人きりやったんやけど、まぁ~、話が嚙み合わんね(笑)。
3日目からオカンの話聞くのがシンドなって来て、(ドクターストップがかかっているが)久しぶりにお酒飲んでしもたけど、不思議なもんで、そこからオカンの話が聞ける様になった(笑)。
まぁ、オカンにとっても俺にとっても、いい正月やったと思うよ。
皆んなも、出来る間に親孝行せなあかんよ。」
クドーさんの温かい話に観客が聞き入っていると、
「ここで拍手が欲しかったんやけどな(笑)。」
と、拍手を強要(笑)。
「OVERRUN」から「DON'T NEED TO SURRENDER」がプレイされ、2017年の予定が語られる。
「やっぱり、キーボードの入った曲はイイねぇ~!
(12月23日の)RUIDOに来た人は知ってるやろうけど、今年はTOSHIさんと一緒に5人でEARTHSHAKERやるよ。
そんなに、あっちゃこっちゃまわらないんで、皆んな、年末に向けてお金貯めておいて下さい!
1回観たら、また観たくなる様な内容になると思うんで。
それと、まだ決定してへんからバンド名は言われへんけど、夏辺りに、あの頃のジャパメタが好きな人らには堪らんバンドとまわる企画もあるんで、お金貯めておいて下さい(笑)!
2月は極寒の北海道で『1st完全再現ツアー』やります。
EARTHSHAKER以外では、3~5月くらいに洋楽カバーのGRACIASやって、夏辺りに、またソロで回りますんで、ヨロシクお願いします!
前半は各メンバーがソロ活動で力貯めて、後半はEARTHSHAKERで爆発します!」
まず驚いたのは、5人シェイカーのツアーが「年末」である事。
…2017年も関西圏では12月まで単独公演が無いのかなぁ~(汗)。
RUIDOでMARCYさんもボンヤリと話してたけど、クドーさんが言う所の「夏辺りの企画」って、個人的には「関西殴り込みGIG」で44 MAGNUM & MARINOとのジョイントライヴだったらイイなぁ、と思います。
で、大阪でも開催して欲しい !!
「1st完全再現ツアー」は、北海道のみならず、全国ツアーを行って欲しいですね!
GRACIASは観た事がないけど、Phantomさんのライヴレポを読んで、雑食メタラーの俺にとって、どストライクな王道洋楽HR/HMカバーバンドなんで、何とか関西圏でも実現して欲しいです!
さて、いよいよここで、「あっと驚くサプライズ」のコーナーです!
「これを聞いたら、夜、うなされるか心地よい眠りに就くかどっちかやで(笑)。中途半端は無いで(笑)!」
と前置きをして、サポートギタリスト&コーラスのまえやんさんを呼び込み、クドーさんがアコギを弾きながら「GARAGE」と「ありがとう君に」をマイクを通さず生歌で「熱唱」(爆)!
「MARCYに怒られるわ(笑)。」と語るクドーさん。
ぶっちゃけ、俺は「うなされる」の方でしたが(笑)、貴重なサプライズを見させて頂きました!
ソロライヴのドラムソロは、いつも通りクドーさんが敬愛するコージー・パウエルの「1812」をフューチャーし、全力でプレイ。
「夢の26インチ2バス還暦ドラマー目指して、手がもげるまでドラムやるで!」
と、力強く宣言してくれました!
アマチュアセッションで人気の高い「放出」…もとい「放熱」、クドーさんがビートがお気に入りの「VAMPIRE」がプレイされ、
「最後の曲は、勝手に『工藤義弘のテーマ』やと思ってる曲で、いつも『MARCYが自分の為に歌ってくれてる』と思いながらドラム叩いてます。
MARCYは『お前の為ちゃうで!』って言うやろうけど(笑)。」
と、どこかで聞いた様なエピソードを挟み、最新アルバム「Bird」に収録された「IT'S NOT OVER YET !」がプレイされ、約1時間40分に亘る「スーパードラムパフォーマンス」が終了!
クドーさんがMCで繋ぐ中、楽器隊のセッティングが行われ、約10分間のセットチェンジを挟み第二部のクドーさんをフューチャーしたEARTHSHAKERセッションバンドの時間になる。
メンバーは前述のまえやんさん(Vo)、ぼんさん(Vo)、恵さん(Vo/Key)、shinさん(G)、りょうさん(B)。
ぼんさんがリード・ボーカルで「EARTHSHAKER」、「T-O-K-Y-O」、恵さんがリード・ボーカルで「流れた赤い血はなぜ」、まえやんさんがリード・ボーカルで「そこにある詩」がプレイされる。
セッションバンドですが、個々の力量が高く安定感のあるバンドで、シェイカートリビュートバンドをやってる身としては見習うべき点がありました。
そして、次にまたしても「サプライズ」がありました!
「RADIO MAGIC」でクドーさんがベースをプレイ!
ドラムはぼんさんが担当。
「(動画)撮るなよ!」とか言いながら、クドーさん、楽しそうやったなぁ~(笑)。
まえやんさんがリード・ボーカルで「愛の技」、「Survive」、「TABOO」と言った新し目の曲をプレイ。
クドーさんは、セッションでこの辺りの曲をセレクトして貰うのが嬉しいそうです。
恵さんがリード・ボーカルで「DRIVE ME CRAZY」、ぼんさんがリード・ボーカルで「MORE」、
最後にまえやんさん&ぼんさんのダブル・ボーカルで「COME ON」がプレイされ、一部・二部合わせて3時間強のライヴが終了!
SEで「SUNDAY OF PEOPLE」が流れる中、クドーさんが締めの挨拶を行う。
「MARCYがいつも行ってるけど、こうしてライヴがやれるのはホンマに皆さんのお陰です。
ありがとう!
正月にMARCYから謹賀新年のメールが来て『ヴォーカルは歌えなくなるまで、ドラムは腕がもげるまで、肉体労働だけど頑張ろう!』って書いてあって、ホンマ涙出たわ。
これからも頑張りますんで、ヨロシクお願いします!」
3時間に亘りクドーさんのパワフルなドラムを至近距離で体感し、笑あり涙ありのほっこりとしたMCで楽しませて貰いました!
年明け早々、良い時間を過ごせたなぁ~(笑)。
↑お年玉!
工藤義弘 @ 道頓堀かつおの遊び場(2017.01.07.)セットリスト
第一部
・工藤”KUDO→”義弘 ~スーパードラムパフォーマンス~
SE. 春の海
1. SMASH メドレー
2. STARS HIGHWAY
3. 酔いどれ蕾
4. DON'T NEED TO SURRENDER
5. GARAGE (KUDO→弾き語り)
6. ありがとう君に (KUDO→弾き語り)
7. Drums Solo (1812)
8. 放熱
9. VAMPIRE
10. IT'S NOT OVER YET !
第二部
・EARTHSHAKER セッションバンド with KUDO→
1. EARTHSHAKER
2. T-O-K-Y-O
3. 流れた赤い血はなぜ
4. そこにある詩
5. RADIO MAGIC
6. 愛の技
7. Survive
8. TABOO
9. DRIVE ME CRAZY
10. MORE
11. COME ON
SE. SUNDAY OF PEOPLE