難波BEARSでCASBAHのレコ発ライヴを観た翌日の1月31日(日)は、恒例となった

「勝手にジャパメタナイト」主催の「マーシーと勝手にアースシェイカーナイト!in京都 Vol.6」 に

参加する為、京都 AKKUN'S へ行って来ました!


ジャパメタ・レジェンド・EARTHSHAKERのヴォーカリスト、MARCYさんをお迎えして

アマチュア・ミュージシャンがシェイカーの名曲の数々をプレイして楽しむと言う、夢の様なイベントも

早いもので今回が6回目!


俺は、2012年9月7日に開催された「Vol.1」は観客として観戦、

2013年2月11日に開催された「Vol.2」も観客として観戦するはずが…(滝汗)。

同年8月3日に開催された「Vol.3」から、正式にエントリーして参加させて頂く様になりました!


このMARCYセッション参加(笑)をきっかけに友人達と始めたEARTHSHAKERトリビュートバンド

パン・ツゥイーン!のメンバーを中心とした、AKKUN'Sでのセッション仲間と京都の某スタジオで練習し

王将で腹ごしらえ済ませ会場に向かいました


開場時間の10前にAKKUN'Sに到着。

意外と並んでいる人が少なかったので、割と早く入場出来、最前列の席をGET!

ラッキ~(笑)!


仲間達と乾杯し、談笑している間に開演時間の18時30を過ぎるが、主催者のバンデラスさんから

遅れているお客さんが居るので、若干、開演が遅れると言うアナウンスがありました。


仲間達と、パンツイメンバーのまりんさんが まだ来てないと言う話をしていると、

第1部のアコースティック・ソロの為にステージでスタンバイしていたMARCYさんが、

「なんや?キーボードが来てないんか?

大丈夫!来るまで 俺が(アコースティック・ソロを)演り続けりゃイイんだから(笑)。」

と、優しい言葉を掛けてくれました。


そんなこんなで 約5分遅れでMARCYさんのアコースティック・ソロがスタート。

まずは、EARTHSHAKERの「PASSON」に収録されているハード・ロックチューン「HUNGRY DOLL」を

一味違ったアコースティックアレンジでプレイ。

俺は「出逢い歌」に通ってる訳では有りませんが、これまで この曲をアコースティックで聴いた憶えが無いので、新鮮でした!


続いて 弱冠18歳の天才ドラマー・KenT君を迎えて製作された、3月5日発売予定のthe MARCY BANDの

新作「THE NEW OLD WORLD」に収録される新曲「REW」を披露!


この曲は、冷めてしまった恋人達や夫婦について書いた恋愛の歌で、良かった頃に時間を巻き戻す(リワインド)のでは無く、ここから新たにスタートし直そう!と言う内容ですが、結局、「別れ歌」になってしまったそうです…。


マーバンは10代のKenT君から50代のMARCYさんまで、各世代が在籍する「世代間ミクスチャーバンド」で

各メンバーの感性が全然違っていて、それぞれが持って来る曲の完成度が高過ぎて、

50代のMARCYさんには ついて行けなくなる事があると、冗談交じりに話されました。

謙遜しながらも、全てMARCY色に染め上げる所がMARCYさんの凄い所ですが(笑)。

3月5日発売のマーバンの新作「THE NEW OLD WORLD」、どんな仕上がりになっているのか楽しみです!


更に、MARCYさんの最新ソロアルバム「MARCY」から、KenT君がマーバンに加入するきっかけとなった

「授かりし命と共に」がプレイされている最中に、まりんさんが御到着(笑)。


「おっ!やっと来た~。キーボードが来てないって大騒ぎしてたんだから~(笑)。」

と、MARCYさんが笑顔でまりんさんを迎え入れ プレイした曲は「走り抜けた夜の数だけ」。


パンツイを結成してすぐに、シェイカーのデビュー30周年記念の一貫でトリビュートバンド大会が開催され

岡山CRAZY MAMA KINGDOMで行われた西日本大会で初めて人前でプレイした思い出の曲です。

偶然かも知れませんが、このタイミングでこの曲をプレイして貰って、胸が熱くなりました…。

サビのパートをオーディエンスの皆さんと合唱し、気持ちが高揚しました!


「もっと、ウォームアップしましょう!」と、MARCYさんがお客さんを煽り、EARTHSHAKERの代表曲、

「WHISKY AND WOMAN」と「ざわめく時へと」がプレイされ、歌声喫茶の様に合唱しました(笑)。


「僕の持ち時間は過ぎちゃってるけど、構うもんか(笑)!もう1曲演ります !!」

と、最後に大サービスで名バラード、「ありがとう君に」を優しい声で熱唱して下さいました!


こうして、約45分の「第1部」が終了!




約15分のインターバルを挟み、18時35分頃からセッション大会が始まる。

ここから、司会進行がMARCYさんお気に入りのエア・マーシーさんにチェンジ。

自らスケッチブックで作成したネタ帳を駆使して、出演者イジリを行い場を温める。

エアマさん、観る度に進化してるなぁ~(笑)。


EARTHSHAKERで一番の有名曲「MORE」でセッション大会がスタート!

元祖!エアマーシー・バンドのドラマーで友人のあとこさん、

シェイカー・カバーのセッションバンド、ソンデエンジャネーカーで共演したITOKAZUさんがベースで参加。

ヴォーカルのきゃぷてんさんがは、中低音で歌う独特のスタイルで、これにはMARCYさんが

「1オクターブ下って珍しいねぇ(笑)!」と、大ウケしてました!


ベースが友人のYONEさんに変わり、元祖!エアマーシー・バンドのリズム隊と

alive bandの女性ヴォーカリストきんたろうさん、今回、初参加となるオカベさん(G)と言う編成で

綺麗に纏まった感じで「夢の果てを」をプレイ。


司会進行のエアマさん、ゆうさん(G、パンツイ)、YONEさん&あとこさんの

元祖!エアマーシー・バンドで「強く咲け」をプレイ!

途中でエアマさんの「セリフ」が入り、MARCYさん、大爆笑 !!


次は、ゆうさん(G)、りょうさん(B)、まりんさん(Key)HiDE 69(Vo)のパンツイメンバーに

セッション仲間のアストロモリモリさん(Ds)が加わった布陣で「夕星の芒野と消ゆ」をプレイ!

…が、楽器隊の演奏は良かったのに、セカンドコーラスを任された俺が、出だしでトチり、

アタマが真っ白になってしまい、歌詞が飛びまくりで台無しにしてしまいました…(滝汗)。

「夕星」はこれまで、ステージで2回歌った事があり、スタジオ練習でも何度か演って来た曲なんで

余裕を持って臨みましたが、それが裏目に出てしまいました。

…せっかくのMARCYさんとの共演だったのに、みんな、ごめんなぁ~。


続く「Survive」ではりょうさん、まりんさん、アストロさんが居残りで

ギターがりょうさんの友人のKOBAYANさん、ヴォーカルがきゃぷてんさんにチェンジ。

この曲もきゃぷてんさんが中低音で歌い、MARCYさんが「オクターブ最高(笑)!」とウケてました!


京都のMARCYセッションは、大体出演するメンバーが固定化されている感があるので

今回は定番の「課題曲」が減らされ、「リクエスト枠」が多く取られました。

そこで、俺がリクエストした曲はEARTHSHAKERの曲では無く、マーバンの「空っぽのR&Rスター」。

このMARCYセッションに参加させて頂く様になってから、いつかMARCYさんとデュエットしたいと夢見て来た曲です!


ベースはりょうさんが引き受けてくれましたが、このセッションの参加者は殆どが「EARTHSHAKERファン」なので、結局 最後までギターとドラムのエントリーが有りませんでした。


ぶっちゃけ、ギターはゆうさんが仕込んでくれてましたが、ドラム不在だったので不成立になるモノだと

諦めてました。

ところが、あとこさんがリズムを刻むだけならと、急遽 引き受けてくれました!


楽器隊がセッティングしている時、MARCYさんに「じゃあ、お前、森重のパート歌って。」と言われました!

元々、そのつもりでしたが、MARCYさんの口から「森重のパート」だなんて !!

…カナリ、舞い上がってしまいました(笑) !!!


ホンマのブッツケ本番のセッションなんで、正直、出来は良くなかったと思うし、観客の皆さんにとっては

「何じゃ、こりゃ?」と言うレベルだったと思いますが、精一杯歌わせて頂きました!


懸命にドラムを叩いてくれたあとこさん、バンド仲間のりょうさん&ゆうさん、

リクエストを受け付けて頂いたバンデラスさん、最後まで聴いて頂いたお客さん、

そして、こんな状況でも笑顔でつきあって頂いたMARCYさんに心から感謝します!


ここからは後半戦で、メンバー総入れ替え。


MARCYセッションレギュラーの女性シンガー・ともこっちさん、KOBAYANさん(G)、YONEさん(B)、

KUDO→さんのお弟子さんのmakkyさん(Ds)が安定感のある演奏で「EARTHSHAKER」をプレイ。


makkyさんが居残りHIROさん(Vo)、ゆうさん(G)、りょうさん(B)、まりんさん(Key)のパンツイメンバーでバラードの「The course of Life」をプレイ。

演奏後、メンバーは「ちょっとテンポが遅かったかな?」と言ってましたが、客席から聴いていた分には

然程気にはならなかったし、むしろMARCYさんとHIROさん歌をじっくりと聴けて、個人的には

この日のセッションでは この曲の出来が 贔屓目無しに 一番良かったと思います。

客観的に観て、パンツイメンバー、ええやん!

…俺が入ってなかったらか(笑)?


続いて ゆうさん、りょうさん、makkyさんが居残り、ともこっちさん(Vo)が加わり、彼女がリクエストした

天野月子さん作詞の「SULLY」をプレイ!

個人的にはこの日のセッションで先程の「The course of Life」と共に良い出来だった思います!

俺もこの曲が大好きですが、29周年記念ツアー以降、本家がプレイしてくれないんで、今回聴けて良かったです!


りょうさん、makkyさんが居残り、まりんさん、バンデラスさん(G)、きんたろうさん(Vo)が加わり

最新アルバムのタイトルトラックのバラード「THE BIRD」をプレイ。

MARCYさんがメインヴォーカル、きんたろうさんはコーラスを担当し、キレイなハモりを聴かせてくれました。


次はメンバー総入れ替りでHIROさん(Vo)、オカベさん(G)、ITOKAZU(B)さん、アストロモリモリさん(Ds)

でバラードの「GARAGE」をプレイ!

やっぱり、MARCYさんが歌うバラードはエエなぁ~。

オカベさん、ITOKAZUさんが居残りで、ドラムがmakkyさん、ヴォーカルがエアマさんにチェンジし

「COME ON」をプレイ!

ステージ上のエアマさんは口パクで振り真似を行い、ステージ脇でMARCYさんが全編歌うと言う

京都セッションの「お約束」で盛り上がりました!

…エアマさん、ホンマにイイ味出してるなぁ~(笑)。


セッション大会のラストを飾るのは、ここで初登場となる のりさん(Vo)、レイさん(Ds)と

KOBAYANさん、ITOKAZUさんによる「RADIO MAGIC」!

モチロン、客席のオーディエンスの皆さんと大合唱して盛り上がりました !!




ここで、セッション大会は終了し、MARCYさんが挨拶を行う。


「今回が京都では6回目のセッション大会になりましたが、このセッションを始めたきっかけは

アックン(RAJASのギタリストの後藤さん)が5年前に この店を始めて、セッションを演ってるって聞いて

僕も皆んなと楽しみたいな、って思ったからです。

アックンがこの店を出さなかったら、このセッションも無かった。アックンに感謝しましょう(笑)!

せっかくなんで、アックンと1曲演りたいと思います!」

と、後藤さんをステージに呼びこみ、バンデラスさん(G)、りょうさん(B)、アストロさん(Ds)と言う編成で

思い出の曲、「FUGITIVE」をプレイ!

…りょうさん、因縁の「FUGITIVE」をAKKUN'Sで最高のメンバーでちゃんと演奏出来て良かったね(笑)。


「延長に次ぐ延長で、キャバクラだったらエライ事になりますが(笑)、アックンと もう1曲演ります!」

と、上機嫌のMARCYさんが更に1曲追加の大サービスで、バンデラスさん(B)、makkyさん(Ds)と言う編成で、名曲「I FEEL ALL SADNESS」を熱唱して下さいました!


そして、終演後も宴は続きました(笑)!



前回から丁度1年振りのMARCYセッションでしたが、今回も物凄く楽しかったです!


俺自身の出来は反省点が山盛りで、お聴き苦しい点も多々ありましたが、フェイバリットソングの

「空っぽのR&Rスター」をMARCYさんとデュエットさせて頂くと言う夢が叶い、感動しています!


あのMARCYさんが、俺のリクエストに応えてくれる為に「空っぽ~」を iPod聴きながら歌詞カードを見て

曲構成を再確認してくれている姿を想像して、一人でドキドキしてました(笑)。


改めてMARCYさん、共演して頂いた あとこさん、りょうさん、ゆうさん、

もしもの為にギターを仕込んで下さっていたバンデラスさん、スタッフの皆さん、

会場に集まったMARCYファンの皆さん、ありがとうございました!


次回も「マーシーと勝手にアースシェイカーナイト!」 で盛り上がりましょう!



「マーシーと勝手にアースシェイカーナイト!Vol.6」 @ 京都AKKUN'S(2016.01.31.)セットリスト


第1部 marcy アコースティックソロ
1. HUNGRY DOLL

2. REW

3. 授かりし命と共に

4. 走り抜けた夜の数だけ

5. WHISKY AND WOMAN

6. ざわめく時へと

7. ありがとう君に


第2部 セッション with marcy
1. MORE

2. 夢の果てを

3. 強く咲け

4. 夕星の芒野と消ゆ

5. Survive

6. 空っぽのR&Rスター

7. EARTHSHAKER

8. SULLY

9. EARTHSHAKER

10. THE BIRD

11. COME ON

12. GARAGE

13. RADIO MAGIC

Encore

14. FUGITIVE

15. I FEEL ALL SADNESS