1月14日(木)は伝説的ブリティッシュHRバンド URIAH HEEPの名盤「対自核・LOOK AT YOURSELF」

リリース45周年を記念するジャパン・ツアーの大阪公演を観にZepp Nambaへ行って来ました!


2010年に「悪魔と魔法使い」再現ツアーで来日公演を行ったが、これはクラブチッタのみで

大阪公演となると1991年の「DIFFERENT WORLD」リリースツアー以来、なんと25年振り!

当時の俺は まだ貧乏学生で参戦を断念しましたが、四半世紀の時を越えて ようやく念願叶って

初めてURIAH HEEPのライヴに参戦する事となりました!


しかも、今回はヒープの2代目シンガーで1977年の「FIREFLY」、1978年の「INNOCENT VICTIM」

「FALLEN ANGEL」に参加していたジョン・ロートンが在籍するドイツのHRバンド、Lucifer's Friend が

スペシャル・ゲストとして帯同すると言う、ヒープファンにとっては見逃せない特別な来日公演です!



会場の入り口には、「フラッシュ無しのスマホでの撮影OK」の張り紙がされてました。

…しかし、「モッシュ、ダイブ、ジャンプ禁止」って(笑)。


会場内に入ると全席指定なので、椅子が並べられているが、列の感覚が広く空けられていて

1階フロアには約500席 椅子が設置されている。


俺の席は「D列」でしたが、「A列」が無く最前列が「B列」だった為、実際には3列目でした。



広いステージには機材のみセットされていて、バックドロップは有りませんでした。

(撮影OKですが、ライヴ中は肉眼でステージを観たいので写真を取りませんでした。)


開演時間の18時30分になっても、なかなか客足が伸びず、1階席の4分の1は空席。

まだ仕事中の会社員メタラーが多いのだろうか?


定刻を5分程過ぎて場内が暗転しSE無しでメンバーが登場!

黒いシャツを着て眼鏡を掛けた ジョン・ロートンはロッカーとしての雰囲気を醸し出してはいるが

見た目は「おじいちゃん」(笑)。

ヒープと同じく、ギタリスト、リズム隊、キーボーディストと言う編成です。


そのジョンが、「コニチワ。私達がLucifer's Friendです。」と穏やかな口調で自己紹介を行う。


キーボードのイントロが、昨年リリースされた最新ライヴアルバム「AWAKENING」に収録された新曲の

「Pray」に繋がりLucifer's Friendの初来日公演がスタート!


今年、70歳になるジョンだが、その声には とても艶があり、見た目の年齢にそぐわない力強さがあり

稀代の名シンガーとしての面目躍如の美声を聴かせてくれました!


立ち上がって応援したかったが、誰も立っていないので仕方無く座ったまま観戦…(涙)。

ジョンは、そんな御観賞ムードのオーディエンスを相手に手拍子を促し盛り上げようとする。

…座ったままですみません(汗)。


メロディアスでハードな「Fire And Rain」、軽快なロックの「In the Time of Job~」、

ヘヴィー且つ変調がありプログレッシヴな「Keep Goin'」と、往年の代表曲をプレイした後、

でジョンがMCを行い初来日公演が実現した喜びを語る。


ハードな「Hey Driver」を挟み、ノリの良い新曲の「Riding High」をプレイ!

座ったままでリズムを取り、拳を上げるが、立ち上がりたくて身体がウズきます!


往年のナンバー「Moonshine Rider」に、新曲の「Did You Ever」をプレイした後、ジョンが、

「座った方が良いね(笑)。」と、上手側のステージのヘリに腰掛けバラードの「Burning Ships」を熱唱!

ジョンの深みのある美声に酔いしれました!


ハードでヘヴィーな代表曲で、個人的にはフェイバリトナンバーの「Ride the Sky」がプレイされ

座りながらアタマを振りました!

…あぁ~!立ちてぇ~!


ジョンがメンバー紹介を行い、「最後にR&Rを演るよ!皆んな、立ってくれ!」と、観客に立つ様、促す!

待ってました !!


フロアの観客が総立ちとなり、軽快なロックンロール・ナンバー、「Rock 'n' Roll Singer」がプレイされ、

最後の最後に全身でLucifer's Friendのサウンドを感じる事が出来ました!

カーテンコールが行われ、1時間を越えるライヴが終了!


往年の代表曲を網羅した2枚組の最新ライヴアルバム「AWAKENING」収録曲を中心の構成で

同アルバムと、You Tubeで予習したLucifer's Friend 初心者の俺ですが、1時間強の演奏時間で

聴きたい曲が殆ど聴け、楽しめました!


もうすぐ70歳の大台に乗るとは思えない程、力強い美声を聴かせてくれたジョン・ロートンを筆頭に

他の4人もベテランミュージシャン然とした安定感のある演奏力でした。


実際にライヴで聴くとハードな楽曲が多く、ホンマにスタンディングで観て全力でノリたかったです!

「スペシャルゲスト」の称号に相応しい名演でした !!


続けてURIAH HEEPのライヴレポを書く予定でしたが、思いの外長くなったので、続きは後日(笑)!



Lucifer's Friend @ Zepp Namba (2016.01.14.) セットリスト

1. Pray
2. Fire And Rain
3. In the Time of Job
4. Keep Goin'
5. Hey Driver
6. Riding High
7. Moonshine Rider
8. Did You Ever
9. Burning Ships
10. Ride the Sky
11. Rock 'n' Roll Singer