年の瀬の押し迫る最中、メタル界を激震させる訃報が飛び込んで来ました。

HR/HM界のリヴィング・レジェンドであり、今なおHR/HMの重要なアイコンでもある

MOTORHEADの総帥、レミー・キルミスター御大が亡くなりました。

享年70歳。

以下、Yahoo!ニュースより転記。



「モーターヘッドのレミー、死去」

BARKS 12月29日(火)11時4分配信


にわかには信じがたい、信じたくないことではあるが、モーターヘッドのレミー・キルミスター(B)が月曜日(12月28日)、癌のため亡くなったことが発表された。

この数年体調不良が続いていたが、今月初めステージにも立ち、12月24日には70歳の誕生日を迎えたばかりだった。

モーターヘッドは、以下のような声明を発表した。

「これを伝えるのは簡単なことではない…我々の最強で偉大な友人、レミーが、とても侵襲性の強い癌との短い闘病の末、本日、亡くなった」

「この衝撃、悲しみを表現することはできない。言葉がない。後日、あらためてコメントする。でも、いまはどうか…大きな音でモーターヘッドをプレイして欲しい。Hawkwindを大きな音で、レミーの音楽を大きな音でプレイしてくれ。そして一杯やってくれ」

レミーは病気のことを12月26日に知らされ、家で、お気に入りのレインボーのゲームをプレイしているときに息を引き取ったようだ。

友人のオジー・オズボーンは、「今日、俺の親友の1人、レミーを失った。寂しくなる。彼は戦士でありレジェンドだった。向こうで会おう」との追悼の言葉を残した。

合掌。


…だ、そうです。

去る11月11日に亡くなった元MOTORHEADのドラマー、フィルシー“アニマル”テイラーに続いて

レミー御大の急逝は、あまりにもショックが大き過ぎます…。


ここ数年は体調不良でツアーが中止になる事も多く、健康面で万全な状態では無いのは周知の事実でしたが、

約2週間前の12月13日には、12月24日の70歳の誕生日に先駆けて

元G'N'Rのスラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラム、ギルビー・クラーク、

METALLICAのロバート・トゥルージロ、ANTHRAXのチャリー・ベナンテ&スコット・イアン、

ザック・ワイルド、、スティーヴ・ヴァイ、クリス・ジェリコ、元SKIDSのセバスチャン・バック、

ピストルズのスティーヴ・ジョーンズ、THE CULTのビリー・ダフィー、ビリー・アイドル等の

豪華ゲストを迎えWHISKY A GO GOでバースデーライヴを行った事がニュースになっていただけに

今回の訃報は、寝耳に水ですね…。


結局、今年の「FUJI ROCK 2015」出演が最後の来日公演になってしまいましたね…。

せっかく日本に来てくれていたのに、単独ツアーが無かったのが残念です。


個人的には、「LOUD PARK 10」で見せてくれた貫禄のパフォーマンスが、生のレミー御大を観る

最後の機会になってしまいました…。


近年のレミー御大の体調不良は公になっていたので、いつか この日が来る事は覚悟していましたが、

MOTORHEADは洋楽メタルを聞き始めた初期の頃に出会った、俺にとって重要なバンドの1つだったので

もう1度だけでも、レミー御大のパフォーマンスを観る事が出来なかったのが、本当に残念です。


大好きなゲームをやるながら旅立つなんて、最後まで豪快な人でしたね!

バンドの声明通り、MOTORHEADをBGMに、コークハイで献杯しながら、このブログを書いています。


レミー師匠、最高のR&Rを与え続けてくれて、ありがとうございました!

安らかにお休み下さい !!