5月30日(木)は、梅田 AKASOで行われた

KAMELOTの「SILVERTHORN TOUR 2013」大阪公演に参戦すべく、

チケットを取っていました。


その後、敬愛するギターマン、元THE PRODIGAL SONS/DEVILSの

五十嵐゛Jimmy″正彦さんのTHE EASY WALKERSの主催イベント

「TOUR 『R&R Rambler 2013』 SPRING」が

同じ日に心斎橋 PANGEAで開催される事が発表されました。


KAMELOTの海外でのセットリストを調べると

1時間30~40分で終わりそうな曲数だったので

20時40分頃に梅田 AKASOを出れば、

イージーの出演予定時間(予想)の21時には

ギリギリ間に合うかも知れないと考え

ハシゴする事を決め、イージーのチケットを購入!


ところが、「OZZFEST JAPAN」から帰って来た 5月13日に

SMASHさんのHPでKAMELOTの前座に

CINQ ELEMENTが決定した事が発表され

計画が頓挫しました。


そこで、ジャパメタ飲み会仲間の中でも

洋楽メタル通のひらっぴさんにチケットを引き取って頂き

代わりに参戦して頂く事になりました。


俺としては、KAMELOT大阪公演のチケット売上に貢献出来たし

実際の動員も1人減らなくて済んだんで、良かったです。



と言う訳で、前置きが長くなりましたが

5月30日(木)はTHE EASY WALKERSを観に

心斎橋 PANGEAへ行って来ました!


ド平日の木曜日開催と言う事で、昨年12月に行われた

「R&R Rambler 2012」の時よりも追っかけファンの人が少なく

お陰で、ステージ上手のJimmyさん側の最前列の一番端を ツレがゲットし、

その後ろの2列目と言う絶好のポジションでスタンバイ!


モトリーのベスト盤がBGMで流れる中、あっと言う間に30分が過ぎ

19時5分頃にオープニングアクトのrale one stanceの演奏が始まる。


基本的には歌モノのガレージロックで、

天然キャラのギタリストのお兄さんのマッタリMCで場を温める。

30分強のライヴでしたが、個人的には嫌いな音では無いので 楽しめました!



約15分のセットチェンジを挟み、20時少し前に

前回の「R&R Rambler 2012」でも対バンだった

THE PRIVATESのステージがスタート!


来年、結成30周年を迎えるTHE PRIVATES、

俺が大学生の時に某コンビニでアルバイトで働いていた時に

エンドレステープでかかっていた為に大っキライになった

「気まぐれロメオ」がプレイされるが、

当時よりも小気味の良いアレンジになっていて

「なんや、聴けるやん。」って感じで

約四半世紀の時を経て 受け入れる事が出来ました(笑)。


生理的に無理な レゲエ調の「抱きしめて」では

立ちながら寝そうになりましたが、

その他のブギーやブルーズを基調としたR&Rは

どれもリズミカルで自然と身体が反応する。


特に印象的だったのが、前回も演りましたが

「BOOGIE GO GO」の「右も左も真っ暗闇さ~」と言うパートで

場内の照明が全て落とされ

機材のLEDの僅かな灯りしかない 闇の中で演奏された場面!

視覚が閉ざされる為に「音」に集中する、

一味違った演出でした。


前回の「R&R Rambler 2012」で初めて観て、

目からウロコ状態だった、リアルなR&Rバンド、THE PRIVATES!

ベテランらしい安定感のある余裕のステージを見せてくれました!


9曲で50分では食い足りんなぁ~。

機会があれば、また観たいバンドです!



イージーの出演時間に合せたのか、ボチボチ客足も増え

見栄えがイイくらいにフロアが埋まり

21時5分頃、「LION RIDERS ROCK」で

メインアクトのTHE EASY WALKERSのライヴがスタート!


派手なオッサン(笑)のRYUさんを筆頭に、

ベテランロッカーオーラ全開の5人がステージに立つと

会場の雰囲気がガラッと変わる。


2曲目に アルバム未収録の新曲

「I Love Vincent Van Gogh Special・R&R心中」がプレイされる。


「Buffalo jammin’ free」ではRYUさんのアクションに合せ、

オーディエンスも両手を頭上にかざし、手拍子を行う。


RYUさんが

「来たぜ、大阪~!梅雨も一緒に来たけどカラっとR&R三昧で梅雨をぶっ飛ばすぜ~!」

と、観客を煽り、Jimmyさんがギターで「雨瀟瀟」のイントロを奏でる。

ミドルテンポで始まるが曲の途中でテンポが上がるR&Rナンバーです。


ここで、2列目で観ていた俺に気付いたJimmyさんが、

「近いな~(笑)。久し振りだな。こいつ、俺のダチなんだよ。」

と、ステージ上から言ってくれました!


予想外の嬉しい言葉に、上手く言葉も返せず

固まってしまいました(笑)。

RYUさんがバラードの「甘い生活」を歌い上げるが、

俺は、この曲では、Jimmyさんのギタープレイしか観てませんでした(笑)。


ここで、メンバー紹介。


この時点でJimmyさんの相方のKoyaさん、

既にワインを1本空けてます(笑)。


Jimmyさんは 「雨とか嵐とか梅雨を呼ぶ男、Jimmy!」とコールされ、

会場からも「雨男~!」と呼ばれてました(笑)。


最新アルバム「ワイルドでデカダントなボヘミアン生活」のアタマ2曲

「SEXY DIRTY TRASH」「すげぇダメな女になっちゃえばいい」がプレイされた後、

定番曲の「サイケデリック・ドラッグ・ストア」では、

RYUさんがステージ前のファンの頭を鷲掴みにする

コミュニケーションが行われる。

2列目で観ていた俺も掴まれました(笑)。


本編ラストにファンキーな「SHAKE」がプレイされ、

メンバーがバックステージに下がる。


この時点で約50分。

短いな~。


アンコールでは、まず、「ワイルド~」収録のスレイジーなR&Rナンバー

「MAGIC MASHROOM FLASH」がプレイされ、

Jimmyさんのスライドギターの心地良い音色を堪能しました!


最後に代表曲の「スーパーファンキー」がプレイされ、

ステージ前のファンがモンキーダンスで応え

テンションの上がったRYUさんが

上手の柵に上に登りオーディエンスを煽る!

ワイルドやな~(笑)!


オーディエンスを巻き込んで大盛り上がりで終演!


…かと思いきや、ここでTHE PRIVATESの

ノブさん(Vo)とショーネンさん(G)を呼び込み、

ステージ上で曲を決め、

ストーンズの「Jampin' Jack Flash」のセッションが始まる!


流石にベテランロッカーらしい阿吽の呼吸で、

最高のR&Rナンバーをビシッと決めてくれました!



「TOUR 『R&R Rambler 2013』 SPRING」。


オープニングアクトも含めて 気負う事無く観れる楽しいR&Rショーでした!


KAMELOTの大阪公演が観れなかったのは残念でしたが、

結果的には、イージーを好位置でアタマから観れたし、

なかなか観れる機会の少ないTHE PRIVATESのライヴも楽しめました!


ある意味、引導を渡してくれたCINQ ELEMENTには感謝だな(笑)。

そして、憧れのギターマン、

Jimmyさんに「ダチ」って呼ばれた事…。


思い出に残る1日になりました!




「TOUR 『R&R Rambler 2013』 SPRING」 @ 心斎橋PANGEA (2013.05.30.) セットリスト

THE PRIVATES
1. DRIVE ALL NIGHT
2. WASTIN' TIME
3. MARIE ROSE
4. 気まぐれロメオ
5. 抱きしめて
6. BOOGIE GO GO
7. ill ATTACK
8. SPIKE DRIVER BLUES
9. I NEED YOUR LOVE


THE EASY WALKERS
1. LION RIDERS ROCK
2. (I.L.V.V.G.S.) R&R心中(新曲)
3. Buffalo jammin’ free
4. 雨瀟瀟
5. 甘い生活
6. SEXY DIRTY TRASH
7. すげぇダメな女になっちゃえばいい
8. サイケデリック・ドラッグ・ストア
9. SHAKE
Encore
10. MAGIC MASHROOM FLASH
11. スーパーファンキー
12. Jampin' Jack Flash (THE ROLLING STONES cover)