昔の話です。
一時期葬儀屋を辞めて、
半年程「万引きＧメン」をしました。
人の「死」を毎日見て、上司に媚びる、客には怒られるで
精神が参ってました。
同じ働くなら、変わった仕事で探し、
見つけたのが万引きGメン。
とある書店の警備員として半年間勤務。
働いてみると、全てが新しい体験で楽しい～
何よりも、正しい事をしてる自分。
色んな経験しました。
万引き以外にも「盗撮」「付録を取る人」「痴漢」と
始めて一ヶ月もすると、
店舗に入って来たお客さんを見れば、
怪しい人物はわかるようになります。
万引きを行い、店舗を出た瞬間に確保するんですが、
ほんと、老若男女。
サラリーマン、主婦、ヤンキー、学生など色々。
怖そうに見えるヤンキーでも関係なしに確保です。
確保し、否定し暴れる事も多々ありました。
確保し、店長が説教（怒りまくり）するんですが、
ここで、涙流して言い訳する方は
直ぐに警察に通報です。
素直に認め謝罪する方は商品の清算と説教で解放です。
この見極めは時と場合ですが、
先輩いわく「涙は嘘」と教えてくれました。
後、暴れて反撃してくる万引き犯もいてます。
この場合は「暴力すれば強盗」になります。
窃盗+暴行です。
こうなれば直ぐに警察です。
正直、警察での調書が面倒なんで、
暴れそうな方には「反撃したら強盗になるで」と言えば
殆どが大人しくなりました。
質の悪いのが「お金目当て」の輩。
これは誤認逮捕される事が目的です。
誤認逮捕され、賠償請求する輩。
嘘みたいな話ですがホントです。
一度だけ見ました。
同僚が店外に出た時に確保したんですが、
その輩は、カバンの中身をぶちまけ、服を脱ぎ下着姿になり大声で怒鳴りちらしてました。
まぁ大変です(笑）
警察も来るし大変です。
直ぐに示談になるんですが、
解決方法は「お金」。
金額は知りませんが、それなりの金額とは思います。
色んな経験と体験をしました(笑）
長く続けれる感じはあったんですが、
給料が微妙で・・・
また葬儀業界に帰りました。
皆さん。
万引きはダメですょ(笑）