ニューヨーク湾にある小さな島・エリス島に1892年から1954年まで移民局がありました。

 

その60年間に1200万人を越えるヨーロッパからの移民がエリス島を通過してアメリカに入国しております。現在1億人以上、約1/3のアメリカ人がエリス島を通過してきた祖先を持つと言われています。

これらの写真は、エリス島に移民局が設立された1892年〜1925年まで主任事務官として働いていたアマチュア写真家 オーガスタス・シャーマン氏によって撮影された写真です。被写体となっているほとんどの人は所持金やチケットなどに問題があった抑留者たちということです。


アメリカはこのような移民が築いてきた新しい国です。アメリカ人になるよう努力してきた移民は、多様性が認められるようになった現在は英語だけではなく民族ごとの言語も学ぶようになりました。

 

言語を学ぶことは文化、歴史も学ぶことです。今後は民族間の隔たりが増すような細=分断国家になるのかもしれません。

 

https://youtu.be/AzCYPZE9yKk