だれにも流れる時間は止められやしない......

過ぎたその瞬間がすべて過去となる......

その過去が思い出と変わった時......

だれもがその思い出を愛し始める......

思い出という名のぬくもりに......

ふれていたいから......


「ツルモク独身寮」第8巻より。