史跡めぐりの記事です。今回は、愛知県みよし市にある福谷城です。大河ドラマ「どうする家康」のエンデング大河紀行に登場した時は、驚きました。「うきがい」と読みますが、普通は、なかなか読めない地名だと思います。

福谷城（うきがい）

天文19年(1550)に「原田右衛門太郎、福谷主」という記載があります。三河・尾張の境目の城として機能し弘治2年(1556)または、は永禄2年(1559)には酒井忠次、渡辺義綱が守備して、柴田勝家ら織田勢が攻撃を撃退したとの記載があります。廃城時期は、永禄5年(1562)の織田・徳川の尾三同盟が契機とされます。

(1)主郭と案内版、(2)主郭の切岸、(3)主郭の土塁、(4)下の曲輪から見た主郭遠景

遺構は、わかりにくいですが、主郭のみ、なんとなく残っています。珍しいのは全国的に少ない排泄遺構が確認されたとのこと。道が狭くて駐車場がなくて難儀しますが、市のホームページには公共交通機関でお越しくださいと書かれていますが、それは立地的に難しい・・

【史跡】福谷城