今後もメインサイトで更新した記事もこちらで紹介しようと思っています。3月中旬に岐阜県の郡上と南飛騨の地域の山城攻めをしてきました。この日は、小雪が降る際の城攻めとなりました。訪れたのは、郡上の八幡の東殿山城(赤谷山城)と和良地区の下洞陣屋、南飛騨地方の船野城、楢尾山城と4城と少ないながらも、いずれも比高が高く時間と体力を費やした城でした。

 

↑最近は、私もタブレット持参で縄張り図をデータ化して現地と比較してくまなく歩きます。誰もいない山奥でほんとうに心細くなることがありますが、タブレットのアプリ、ラジオ(radiko)を起動して歩いています。この時期は、天敵の熊やべビや虫がいないので気兼ねなく山城廻りを楽しめますね。

 

↑雪降っている中、心細いけど登った東殿山城(赤谷山城)の石垣。この城は保護ロープで岩山を登っていくちょいと難儀な城。郡上八幡城の倍以上の高さの山城です。麓の愛宕公園は桜の名所なので桜まつりの準備をしていました。

 

↑南飛騨地方の楢尾山城から見た景色。旧益田郡の主城、萩原諏訪城や桜洞城などが見ることができる高さの山城です。景色のいい山城は気持ちいいですね。雪が寒くて体が冷えたので帰りは下呂温泉でくつろいで帰りました。登り口の神明神社のトイレにトレッキングステッキを忘れてきました。(汗) 忘れ物は、私です。

 

私のサイトで掲載したのでよろしければ見てくださいてね。

 

東殿山城(赤谷山城)

郡上を治めた東氏(とうし)の居城。東氏といえば県下では放射線状竪掘をもつ篠脇城が有名ですが、こちらが東氏最後の居城。明らかに篠脇城と比べると普請と縄張りが退化しています。

 

船野城

飛騨と美濃の境界の城。今は飛騨地方ですが、昔は美濃でした。関ヶ原の戦いの前哨戦では、稲葉氏(西軍)と遠藤氏(東軍)がこの辺で激突しました。

 

楢尾山城

麓に関所のあったこちらも飛騨と美濃の境界の城。登山道もあり、よく整備されています。夏だと熊や猪がいそうなので、夏場は避けたい。

 

下洞陣屋

郡上の和良地区にある遠藤氏の陣屋。石垣がいい感じです。

 

本年は、原点回帰で故郷の岐阜県のマイナーな山城をたくさん攻めていこうと思っています。