昔からずっと
「外見を整える」
ということになんか抵抗があったんですよね。


「作ってる」
ってのが嫌で(笑)


自分を偽っているような
「虚飾」
って感じがして。




多分、すでに自分を偽り過ぎてて、偽ることに嫌気がさしていたのでしょうあせる


普段化粧をしないのもそういう訳で。




花火




だけどここ最近変化をしてきまして。


ある方から
私は本来女性性がメインなのに、男性性がかなり入っているから
その不一致が苦しいんじゃないか
って言われて

女性性の強い人を見てモデリングしてみたらということで
やってみたんです。



そしたら
美容に興味が出てきて
お肌の手入れとか化粧とか楽しくなって(笑)
(でも化粧はほとんどしませんが)




花火




そしてここ最近
からだの性別と中身の性別が違うように見える人にご縁があって
その人たちの言動や様子からすごく腑に落ちた事が

「外見と自分の中身が一致するために外見を整える」

んだってことでした。




可愛すぎるジュノンボーイの井手神漠くんとか

https://zakkan-vivi.com/who-is-idegami-baku-summary-to-understand-than-anywhere/



女性装の東大教授 安富歩さんとか

https://www.huffingtonpost.jp/2015/09/11/ayumu-yasutomi1_n_8125674.html





漠くんの思いはこちら↓
https://twitter.com/i_baku2020/status/1068075151076417537?s=21

>自分らしいしゃべり方で自分らしい仕草で自分らしい毎日を送っています。自分らしく堂々と生きていると自然と友達も僕を理解してくれ、楽しく話せる人も増えていきました。




安富さんの記事から転載↓

>ところがそのうちに、女物の服を着ると自分が「ただならぬ安心感」を感じるということに気づいた。

女性の皆さん、あなたが毎日無理やり男性の格好をさせられたら、と想像してみてください。どうです? 疲れるでしょう? 私もそれと同じです。私は自分を「男」とずっと誤って認識していたけれど、そうじゃなかったんですね。





花火




自分の中身と外見・振る舞いが一致することで
深く安心し楽しくなり周囲とも仲良くなる。




不一致は、なぜ起こるかといえば
周りに合わせること、常識に合わせることから。
それが苦しいのですよね。




このお二人以外に、私は健診バイトをしていて何人ものからだの性別とと中身のジェンダーが違うなという人に出会いました。



お一人はどこからみても女の子で
漠くん並みに可愛くて
そこらの女子よりもうんと女子の人でした。
(そこらの女子←含む私)



それ以外の人は、
完全に男性だと思ったら、聴診する時に「女性だった!」ってびっくりした人や
そこまではっきりしてなくても
ボーイッシュすぎる女性
男装した女性のような雰囲気の男性
みたいな人は何人も。


そのズレをどう感じているのかは、話題にはしないのでわからないですが
私が昔より敏感になったからかズレをはっきり感じました。




花火





ゲイとかレズビアンとか概念として知ってたのですが
性的嗜好の問題だけじゃなくて

「自分の中身と外身の一致の問題」

だったのかーと気づいたのでした。




そしてそれは
明らかにからだと中身の性が一致しない人だけの問題でもなくて


中身の性は人により割合とかも様々だったりして

「自分らしくある」

ということは今の社会では共通した課題なんだろうなと思います。





私もまた一致していなかった
…不一致に気が付きもしてなかったわけです(笑)




花火




そして
外身とは、見た目の格好だけの問題じゃなくて
しゃべり方とか振る舞いとかまでふくめた

「表現」

なんですよね。






こうしなさいと言われた
これが求められた
これが受けがいい
こうすると愛される

っていうような外側基準は自分の中身とのズレを生み出します。




親から期待されたこと
親のようになりたかったから真似したこと

なんかも外側基準で自分とズレる。



自分が「こうなりたい」と
自分以外を目指しても自分とズレる。





何が自分であるかもわからなくなっていたりしますが


安心感
自然と湧いてくる喜び
自然と周囲の人が好意的になる

といったあたりが
自分と一致している時の表れなのかなーと
漠くんや安富さんを見ていても思います。





花火




自分をよく見せるために外見を「飾る」ことと

自分らしくあることの表現として外見を整えることは

似てるようで全然違う。




その事が腑に落ちたここ最近の気づきでした。

これはほんと、私的には画期的!(笑)