ちょっと最近、感情優位で生きている人の事例を見て、

感じたことを書こうと思います。

 

 

断言します。

「感情優位で物事決定して生きると辛くなる」と。

もちろん人間ですから、好き嫌いで判断することは重要。

しかしながら、いい年した大人が感情優位で

感情で判断して生きていると

「なに、この人???」

と周りが判断して引いて行くのは当然。

 

 

本人はね、「素直に生きている」という訳ですよ。

しかし、素直に生きるとはいえども、

感情丸出して、突発的な行動で生きるのが許されるのは、

せいぜい小学生ぐらいまででしょう。

 

 

それで自分の人生が辛いんですと訴えられても、

こっちも困るぞ…という話な訳で・・・。

そりゃぁ、そうでしょう、その時その時の感情を

周りにぶちまけて生きていればそりゃぁ辛くなるよ

とお伝えしても、また大騒ぎ。

まさにかの国の方々のような有様。

そりゃぁ、誰だって逃げ出したくもなります。

 

 

 

よくよく観察してみると、

結局ご本人、周りに対して

自分が望むようなレスポンス、

ちやほやしてくれることを期待している訳ですよ。

そうじゃないと逆に悪口を言い出す。

いえいえ、皆さん、あなたのためだけに生きてないですから、

ということが真に理解出来ていない訳ですよね。

 

 

また、自分の感情には共感して欲しいけれども、

他人の状況には無関心。

こりゃぁ、嫌われても当然だし、

人生が辛くなっても当然でしょう。

人はどんどん離れて行きますよ。

 

 

それと、話を聞いていると、とにかく自分のことしか話さない。

「自分が、自分が、自分が、自分が、自分が、自分が」

とにかく自分のことしか話さない。

これでは誰だってウンザリでしょう。

 

 

感情を丸出して生きるということは、

特に成熟した社会では受け入れて貰えない。

特に日本人はその傾向が強いと思う。

 

 

人間ですから、感情があるのは当然なんです。

でも、その感情をそのまま出すのか、出さないのか、

自分の感情を飼いならさないと、

ありのままの感情丸出しの自分を受け入れて下さいと

人にばかり要求しても、それは虫の良い話な訳で。

 

 

逆の話を出しますが、

超優秀なセールスマンとか、

稼ぐ仕掛けを作る人とかは、

そういう人の感情を上手く使っています。

人の心を上手く使って自分に引き込むから、

自分の商品、自分の仕掛けに人を引き込むから、

商品が売れ、売り上げが上がる訳ですよね。

 

 

それに皆さん、ある程度の大人になると、

ギャーギャー口で言う人に対しては、

口では「ああそう」と言いながらも、

心ではガッツリ一線引いて冷静に見てますから。

ですから、思ったことをガンガン平気で言う人は要注意ですね。

 

 

要は、冷静な視点も持つ、

自分の感情を観察出来る大人になりましょうってことです。