海を旅する愛と美の表現者 人呼んで フーテンのビーサン画家 舞海です。コンにちは。
さて、帰国してもう一週間以上経ってしまいましたが…
シルバーウィークの後半から4泊5日で釜山・済州旅に行ってきました。
その前後に福岡に1泊ずつでトータルは一週間の旅。
元々は誕生日からの一年を象徴するような行動を取りたかった(その一年のひな型作りをしたかった)ってところがスタートで、どんな一年にしたいか?って考えたとき、行きたいときに行きたいところに行ける自分でありたい…と思って、旅に出ることを決め。
どこに旅しよう?と考えてみたところ『そういえば今まで一回も韓国行ったことない』ってのが真っ先に来て、そして九州にはビートル(福岡ー釜山間を結ぶ高速船)があってわたしの姉や同年代のいとこたちも何度もそれを使って渡韓してたのに一人離れて暮らしてたわたしは経験がなく…。
せっかく安くそして時間もそんなにかけずに渡れる航路があるんだから、それを使って渡韓してみよう!って行先があっさり決まり(笑)
まぁ、こよなく愛するコン・ユ氏の故郷でもあるし、初めての韓国旅行が釜山なのもいいんじゃないかと…。多分、去年まで住んでた神奈川から渡韓を考えるとソウル旅になってたでしょうけど…。
で、ネットでビートルの予約をすると、安いと往復5,000円以下のチケットもあるんですが…それだと行きは取れても帰りのチケットが全然残ってないんですよ。
結局何度かあーだこーだやって、最終的にエアプサンというアシアナ系のLCCで飛ぶことにしました(笑)
一気に旅の予定が変わりましたよね~(笑)
(非常に好みなカラーリングのエアプサンの機体。既に幸先の良さが現れていた渡韓旅行のスタート。眼下は海の中道。)
福岡市内での移動も地下鉄一本で行けるし、ビートルで行くならホテルは釜山駅周辺にする予定だったところ、西面(ソミョン)というエリアにしてみました。
や、初の韓国で勝手が分からないのでホテルは日本人にお馴染みの東横インにしようと思って、釜山市内に幾つかあるなかでも安かったから、なんですけど…。
これがあとあと良い影響を及ぼす選択となりまして!
で、元々観光したい気持ちが先立った旅ではなく、『行く』という行為に意味がある旅の計画だったので、釜山に4泊するよりは、前々から行くようにというメッセージを色んな形で貰っていた済州にも行くか、となり2泊ずつの行程を組みエアチケットを取り。
帰国の際だけじゃなく国内移動でも金海空港を使うことになったので、移動はどうしたら良いのかな…と調べたら、何と西面って中々空港からのアクセスが楽チン!乗り換えが一回だけで空港に行けちゃう=タクシーとか使わないので交通費節約して他に使える!!
良いとこに宿を取ったなぁ…!と思ったことの一つでありました(笑)
(金海空港を出たら、大好きなサルスベリがおでむかえしてくれました)
軽電鉄や地下鉄移動のために空港で入手したT-Moneyカードを片手に、いよいよ釜山旅の始まり…!
コニーも『わーい!!』って感じ(笑)
軽電鉄を沙上(ササン)で地下鉄2号線に乗り換えれば、あとは西面まで一本!
早速地下鉄内で韓国の名物らしき?ものの洗礼が…。突如始まる演説と物売り(笑)
何か腰に巻くベルトみたいなものをオジサンが大声で説明し始めました(笑)
まぁスマホで音楽聴いてたので全然何言ってるか分かんないんですけど(笑)いや寧ろ、イヤホンしてなくても全然分かんないんけど(笑)
釜山の若者も知らん顔してそっぽ向いてたので、そういう感じでいて大丈夫なんだな…と対応策を心のメモ帳に残しました(笑)
そんなこんなで西面駅につきまして…。
あ、何も問題なく西面まで来てますけど、それは取りあえずハングルが読めるのと、地下鉄の案内で駅名を聞き取る位は出来るので(それと元からあまり道に迷わないGPS搭載型人間である自信)全く不安は無かったんですが、ここ西面駅でこの旅初めての不安がやって来ました…。
荷物があるので、階段でなくエスカレーターかエレベーターで上階に上がりたかったんですね。
で、改札出てから地上に出るには、一ヶ所しかエスカレーターのある出口がないのを、事前に調べて知っていました。
その出口の方面に行きたいので、ホームに下りてからどっちに行けばいいかを一生懸命探すんだけども…
どっちに何番出口っていう案内がない…っていうか、何番っていう案内が、出口じゃなくホームからの階段番号を指している…!!
わたしの中の地下鉄案内のデフォルトは東京メトロですが、ホームに書いてあるのも通常は地上にある建物で何々方面はこちら、そしてそっちに行くには何番出口、みたいな案内じゃないですか?
その感覚でホームで数字を見るけど何か雰囲気違う…。単に階段番号を書いてるだけだー!!って気づいたときの衝撃と言ったらΣ(゜Д゜)
えぇ?えぇ?となりながら、あっちに行ったりこっちに行ったりして何とか構内案内図のようなものを探し…。
それと、頭の中で地下鉄とホテルまでの地図の感じを思い出し、出たい出口はあの辺にあったからこっち方面に向かえばきっと大丈夫で…
そっちに向かうルートでエスカレーターかエレベーターが使えるのは、ここをこう行ったら良さげだな…
と当たりをつけ、ホームのはしーっこの方にある階段方向を目指しました。
階段と一緒にエスカレーターがあり、
『これを上がって大丈夫かな…ここであってるかな…』
と不安に押し潰されそうになりながら乗っかったら、突然目の前に広がったもの…。
それがこちら↓↓
コン・ユ氏の微笑みによる、突然のお出迎え…!!!
気がつけば、逆側にも違うバージョンがいらっしゃいました。
うわぁ、うわぁ!!
ちょっと、マジで凄くホッとしたんだけど~!!!
いつも見慣れている笑顔を見て、絶大なる安心感が湧いてきてしまったわたし…(笑)
この、旅の始まりのお出迎えで、普段わたしがどれだけコン・ユ氏を心の拠り所にしているのかを自分でビックリするほど実感したのでありました…(笑)
そして、この笑顔のお出迎えは序章に過ぎないことをこの時はまだ知らずにいました…。。。
つづく。
※行って帰ってきたばかりの釜山・済州を含め、韓国南部の台風18号による災害に胸が痛みます。旅行前には地震も続いてましたし、高浪が流入したところでは津波のような恐怖感もあったかもしれません。現地の皆さんが早く穏やかな心持ちになることを、旅で頂いた素敵な想い出を胸に抱いて祈っております※