(この記事のタイムスタンプ:民主党鳩山政権が菅政権に、いよいよ7月の参院選へ‥‥2010年ワールドカップが南アフリカで‥‥相撲界の野球賭博騒動)
長年の自民党政権がせっかく民主党中心政権に代わって8カ月、事業仕分け以外の鳩山由紀夫政権の成果は、世間で期待されたほどではなく‥‥リーダーシップの欠如が誰の目にも分るこの宇宙人総理と、「やっぱり田中角栄の直系子孫か」の小沢一郎党幹事長と、二人そろって辞めることとなり、この2010年6月8日、菅直人新政権に正式に交替した。民主党が直後の7月参議院選挙をにらんで首を変えたわけだが、おかげで支持率は20%前後から60%近くだかオーバーだかに急回復となった。なんとまあ分り易い‥‥。
これだけ急に回復するっていうのは、国民からすればやはり、「闇将軍」小沢一郎が問題だったってことか?でもどこがだろう。陸山会と土地購入問題で疑惑が持たれている政治と金の問題か?公共事業や診療報酬への「個所付け」みたいな、票目当ての利益誘導政治?
確かに自分も、最初にアレレ??と思ったのは、新人議員を最初の事業仕分けに向けないで、地元の支持者の元に返したときだ。事業仕分けってのは本来の対象が膨大で、人手があればある程いいだろうに。あと、「プラトン」と呼ばれる党のシンクタンクを、事実上活動休止にしてしまったこと。
‥‥‥‥実務と合理性を期待してたのに。その方がよっぽど民主党らしいのに‥‥。
ま、今回(めでたく?)小沢氏が(当面は?)退いたのだが。
────ただ、逆に政治とカネの問題などは、自分はあまり重くは見ていない。なんと言っても政権前の話だし、正直、後でもいい。それより先に、やることあるだろうと思ってる。
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筆者はずっと民主党支持ではあったけど、政治主導など、最初からは絶対手際良くはいくまい、場数を踏ませて党を育てるんだから仕方がないって思ってた。道のりは遠いのだから、時間はやらないと。
ただ、そもそも最初から方向が期待と違ってないかは、チェックしなくては。
●「野党が政策練れるシステム」にしてくれ!
まずマニフェストだが、確かに民主党が野党時代の公約を大事にするのは当然だけど、もともと自分が期待していたのは、具体的に言えば「野党が野党の間にじっくり政策を練れるような、そんな政治システムへの転換」だった。日本はそうなっていないらしいからだ。
その改革をサボッてきたのは、言うまでもなく自民党だが。
小沢一郎氏だって、こんなことを言っていた。
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国会改革で小沢幹事長「法制局、調査室の強化を」
2009.10.21 11:44
民主党の小沢一郎幹事長は21日午前、都内で行われた自らが主宰する政治塾で講演し、国会改革について「国会の権能を強化しないと野党は情報がないから中途半端な議論で終わる。野党が十分な情報と資料が得られる仕組みを作りたい。国会の法制局、調査室が行政に資料請求や情報公開を要求する機能を充実させたい」と述べた。
その上で「(国会の調査機能の強化が)現時点では野党のためになるが、そうしないと本当の民主主義は機能しない」と強調した。委員会審議については「英国は委員会に官僚を入れない仕組みだ。この仕組みを日本にも作り上げたい」と述べ、官僚答弁を禁止すべきだとの考えを重ねて示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091021/stt0910211144006-n1.htm
(リンク切れ)
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本人のリンク先を。「国会立法調査院」て構想がそう。
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http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/11hoan02-1.htm
ちなみに以前、「シンクタンク作って官僚交代制にしよう」って記事で、アメリカの制度についてよそさまから引用させていただいたけど、あちらは充実してる。議会調査局(CRS)とか、議会図書館とか。
↓ ↓ ↓
http://ameblo.jp/heav/entry-10218668546.html
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それと日本では、他にも後述の「公文書の管理」って大課題があるんだが。官僚が記録すなわち公文書をきちんと残さない、あっても調べるのが大変、て問題。
これは野党のためだけでなく、与党の政権能力にも関わる。脳みそが自分の手足の動きを監視・統制できないで、どうするかっての。
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言い換えれば、日本の政治システムって、スポーツで例えれば「どの競技をやるか」「どんなタイプの選手になるか」以前に、そもそも「基礎的な運動神経がやたら悪い」という情けな~いレベルで来たらしい。「右か左か」「大きな政府か小さな政府か」なんて高度な(?)話以前ってことだ。
●民主マニフェストは下手でも仕方なし!‥‥むしろシステム改革を望む
逆に言えば、そんな日本では、政権をとらないと(とっても?)分らない事が多すぎるんだから、民主党は野党時代の下手なマニフェストには拘らなくてもいいはずだ。
「‥‥下手なとはなんだ!今苦しいのは不景気のせいで、マニフェスト想定時より9兆円も税収が少ないせいだ」と、当の民主党から叱られるかも知れない。でも財源として当てにしていた仕分けの「横串」もほとんど通らず、思惑通り削れなかったことはどうだ?確かに野党時代から、あれこれ削る標的を狙ってはいたのだと思うが、野党がきちんと調べられる体制ならば、もっと色々と削れたんじゃないの?
ならやはり「下手な野党マニフェストだった」でいいじゃないか。結局悪いのは、野党に政策を練らせないままできた自民なんだから。
政策全体の整合性を考えても、「子ども手当だけドカンと最初に支給する」という野党時代の公約は、やはり突出しすぎで「下手」に思える。もし一人2万6000円の満額支給をしても、その後更に保育園の充実も必要になると、更に出費になるし。だから菅さんが「来年は支給を現状の1万3000円で据え置く代わりに、保育園など現物で」としたのは、社民党が言ってたのとほぼ同じと思うけど、正しいのだろう。手当も必要だとは思うのだが、根本から政治を変える過程では、全体の収支とのバランスを勘案しながら、あちこち少しずつ増やした方がいいんじゃない?
そしてそれだって、野党時代にじっくり「全体」を練られる体制ならば、おおむねもっとスマートに運べたのではないか。
だから、そんな野党マニフェストはホドホドにして、「野党も働けるシステム改革」に力を入れて欲しいわけ。
‥‥そもそもマニフェストって、細々した公約よりも、大きな方針を書くものだと言う。全体の絵ができてないまま個々の政策で気前がいいと、いかにも「調子のいい票目当てのバラマキ」って感じが見え見えだ。
●ループの難しさ‥‥公約は政権をとる方便でもやむなし
ただ一応言っておくが、選挙前なら、子ども手当にしろ高速道路無料化にしろ、票目当てのバラマキ公約が仕方ないこともあると思う。実際、民主党がこの「日本政治の運動神経改善」をやれるには、もともとループの難しさがあったはずだ。
/意味のある公約は、政権に入らないと作れない。表にされてない事が多すぎるから。
/だが政権をとるには、公約が必要だ。
つまり「ニワトリが先か、卵が先か」である。もう少し詳しく言うと、
┌→1.政権をとらないと、野党が政策を練れるような
│ │ そんなシステムへの改革ができない。
│ │ (自民党は最初からやる気がない!!)
│ ↓
│ 2.だから国民から支持票を得なければならない。
│ ↓
│ 3.そのためには公約・マニフェストを練らなくては。
│ ↓
│ 4.公約を練るためには、行政内部が分る必要がある。
│ ↓
└─5.そのためには、野党が政策を練れるような
そんな政治システムである必要がある。
極論すれば、民主党が政治システム改革をやれるには、できないマニフェストで国民を騙してでも(!)、まず政権をとる必要があったとも言える。前にも書いたけど、日本国民にある過剰な「手堅さ」「ローリスク・ローリターン」志向のせいなのかなんなのか、自民党支持から離れるのに、えらく時間がかかったからだ。
だから、マニフェストに金を回せない修正に対しては、国民も寛容であるべきだ。何も「バラまきでギリシアみたいに財政がパンクするぞ!」ってだけが理由じゃない。
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で、その肝心のシステム改革の成果だけど‥‥確かに公務員制度改革の後退とか、結局官僚に頼ることになったりとか、大看板からは大分後退してる感じがする。
‥‥‥‥ただ、やはり同情的に見たい面も、なくはない。菅さんはこう言ったって許されるだろう。
「やはり基礎的な運動神経が悪いまま、今すぐ高得点を上げることはできませんでした。でもそれは、自民党はもちろん『みんなの党』のようなシステム改革志向の政党だって同じはずです。そしてその改革には時間がかかります。なぜなら政策を官僚に人質に取られたまま官僚制度改革をする、そんな難しさがあるからです。景気回復の様な喫緊の課題はともかく、せめて一期4年は待って下さい」
‥‥せっかく小沢一郎氏の選挙第一主義って重しが取れたことだしね。
でも、じゃあその「政策を官僚に人質に取られてる」状況から、政治を取り戻すプロセスを、少しずつでも始めてるのか、が問題にはなる。そういうシステム改革を、進めているのだろうか、民主党政権は。
●官僚が記録を残さない弊害‥‥政策は官僚個人が抱え、みんなで機敏に変えられぬ
さてここから、その具体的なシステム改革の中身について考える。「日本政治の運動神経改善」のために、もっとも大切なものってなんだ?
筆者がぜひやって欲しいと思ってるのは、
A)政党シンクタンクを創設して、官僚に負けないスタッフを揃えることと、
B)その前提としての、公文書の管理。
で、今回は後者、すなわち「官僚内部の決定過程が、記録に残るようにすること」について。
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‥‥‥‥これ、先進国では、どこもきちんとやっているそうですが、日本では、まだそこまでできていないのだとか。な~んでも遅れてるね‥‥。
一応2009年6月10日、「公文書管理法」ってのはできたが、体制づくりはこれからなんだと。下は、その成立直前の、衆議院内閣委員会での質疑と採決。
http://www.archives.go.jp/news/pdf/090616_01_01.pdf
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「職員の数の上でも、諸外国の国立公文書館とは比較にならないもので、日本は四十二人、アメリカの公文書館二千五百人、カナダ公文書館六百六十人、イギリス公文書館六百人、フランスの公文書館四百四十人、ドイツ公文書館が八百人と、大体一けたから二けた違う」
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アメリカ:2500人
ドイツ:800人
カナダ:660人
イギリス:600人
フランス:440人
日本:42人‥‥!
‥‥‥‥なんなのだ、このバカみたいな差は!?
結果として、諸外国においては、文書の公文書館への移管率は「およそ二%から五%」、日本では「現在の公文書館への移管率が〇・七%」だと。
一見すると2パーと0.7パーなら「3分の1程度はできてる」と見えなくもないのだが、後述するが「検索してたどり着けるか」が大問題なのだ。10分の1以下の少人数でこなすのでは、その点で質が悪いのは想像がつく。
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で、これができてないと、何が問題かと言いますと‥‥。
行政は、大枠では政治主導で決めるにしても、それを下ろした具体的な細かい政策は、官僚に任せることも多い。ただ彼らのチェックをできるには、記録が残っている必要がある。政権与党、野党、民間のシンクタンクに、学会やジャーナリズム、みんながアクセスできる記録だ。
それがないと、例えば、
/年金記録問題
/独立行政法人などへの官僚の天下りと、コソコソ決める予算の無駄遣い
/昔の決定の、いきさつと根拠づけが分らないことからくる、方向転換のできづらさ
などが起こるのは、筆者でさえ容易に想像がつく。
‥‥‥‥特に三つめ!!
「日本政治の基礎的な運動神経」って観点からすると、これはとてつもなく大きなハンディキャップではないのか?
文書記録がないと、政策は、官僚組織内部の特定の個人の、個人技みたいにならないか。官僚組織内部でも「アレはあの人に聞かないと分らない」とか。つまり政策の共有ができない。
本来政策って、もう必要がなくなったら、そこに予算を回すのをやめて、たたんでしまうのがスジだろう。規制もそうだ。それには決めたときの根拠データ、考え方がなぞれる議事録、などが残っていれば、「今は違うでしょ!」とハッキリ突きつけられるはずだ。
ところがそれらが分らないと、「これは何か事情があってこうなってるんだろう、分らないことはとりあえず延長!」なんて形で、惰性で続くのではないか。これには「あの人の顔を潰すことはできない」なんて人間関係もからむかも知れない。
‥‥‥‥となるとだ。本来なら「なんでその政策(規制)をまだ続けなきゃならないんだ、証明しろ!」という形で議論が進むべきなのに、日本では逆に「なんでその政策(規制)をわざわざ、あえて止める必要があるんだ、証明しろ!せっかくこうなってるのに、先輩が苦労して作ったのに」なんて形になってるのではあるまいか。
つまり政策(規制)を延長しようとする側の証明責任が重いのでなく、無駄を削ろうとする側や、フットワーク良く機敏に状況に合わせようとする側の証明責任の方が重くてやり辛い、そんなシステムになっているのではないか。公文書が残らないせいで。
ついでに言うと、民主党が政権とる前に言っていた「政策背番号制」も、単に政策作った官僚を評価するためだけでなく、「現状でその政策(規制)をまだ延長する必要があるのか」を、作った本人に説明させるためってのもあると思う。
●外交交渉の弱さにも‥‥‥‥合理主義より保守根性できたツケかも!
更に、次のような話も‥‥。
瀬畑源(はじめ)という、公文書管理問題をかなり突っ込んで研究されてきた方がいらっしゃいます。筆者はこちらのブログで、多く勉強させていただきました。
それによると、記録を残さない弊害として、例えば外交交渉での負け続け。理由は、負けた時の文書を官僚が残すのを嫌がり、負けた理由を分析しないからだ、と。結果として「一体なぜ負けたのかということを理解しないので、何回も同じミスを繰り返して、負け続ける」‥‥これ、経済産業省で、実際に交渉に当たった元官僚の分析だそうですよ。
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「だから過去の経験は『口伝』でしか伝わらない。
つまり、文書管理の問題が、そのまま政策の弱さにつながっているのだ。
また、情報公開が不十分であるために、内部で行われていることが検証されないことも、この政策の弱さに拍車をかけているのだ」
「情報公開の問題は、得てして、住民運動とかNPOなど(2chなどでの言い方をすると『プロ市民』)が文句を言うために使っているといった議論に矮小化されていることが多いように思う」
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2006-11-20
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平均化した日本人の「合理主義(者)と言葉の忌避」という特性は、なんとなく美徳と思われてこなかったか。このような指摘を見ると、特にそう思う。「理屈を言う奴はアカで実際の仕事などできないし、単なる秩序と和の破壊者だ」「男は黙って言い訳せぬのが良い」「言わずともココロで察し合えるのが本当の温かさだ」「職人技は言葉で説明できないから、よそ者に理詰めで説明しても無駄だ」みたいな。
最後のは分らなくはないのだが、言葉で説明できる部分だけでも体系化すればいい、そんな場合でさえ、最初からしない口実にしてないだろうか。それは、ただ自分(日本人)が理詰めにやりとりするのが苦手である事の言い訳ではないか。
‥‥‥‥そして、そういう草の根レベルの国民感情が、自民党政治に居心地の良さを感じ、支え続け、「全体」を語ることを避けてただ利権を引っ張って来るのが現実主義だと勘違いし、政治を無能化させた面はなかったか。政策ではなく、体質的な好き嫌いのレベルで。
もう一度繰り返すが、これは「勘違いした現実主義」だ。単に「左翼に反対」なら現実主義に見えてしまうってだけだ。
最近ノスタルジー保守回帰してる一部若い世代は、必ずしもそういうタルさには甘くないかも知れないが、「内輪だけでまとまり、言わなくても共有し合える居心地の良さ」志向なら、いつか同じになるかも。
これを美化し理想化すると、ただのユートピア主義、ひっくり返した共産主義だ。保守の本来の強さは、「現実主義」にこそあるはずなのだが‥‥。
●シンクタンクが働ける条件として
話を戻すけど、だから透明化がないと、将来の与野党のシンクタンクがきっちり、その時点での官僚の仕事ぶりを検討できることにも、つながりづらいはずだ。
逆にそれさえあれば、野党時代からしっかり政策を練れるだろうし、国会で議論もできるはずだ。それがあって初めて、党自前のシンクタンクのスタッフが生きるだろう。政権を取り官僚とぶつかった政治家を、脇で支えたり、官僚そのものに交代してもらったり。
使える税金の額を筋力とすると、これらはまさに運動神経そのものだから、どんな競技をやるにしろ必ず問われるはずだ。
どんなことでも、基礎の基礎に関わる要素ってあるだろう、例えば経済成長する際の国民の教育レベルとか。日本はずっと「経済一流、政治は二流」って言われてきたんだから、よその先進国でできていて日本でできていないことに注意を向けるのは、自然なことだ。違うか?
●いい管理法、悪い管理法
だが現状は、文書が少ないのみならず、残した文書にしても、ファイル名がずさんだったり、分類が抽象的だったり、管理簿がきちんとできていないので、検索してたどり着けないと言う。
良い文書管理と悪いのとどう違うか、具体的に知った方がいいと思うので、ここで瀬畑氏が紹介しているツミアゲ式とか「行政ナレッジ・ファイリング」(AKF,Administrative Knowledge Filing)とか呼ばれるやり方について、リンク先で見るといい。開発したのは駿河台大学の廣田傳一郎という先生。日本でも機能的な管理方法自体は開発されてはいるんだなあ、と分る。
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2009-07-08
下は、海外での評判。
http://www.npo-bunshokanri.jp/parts/article_7.pdf
http://www.npo-bunshokanri.jp/parts/article_10.pdf
●どうした民主党!!
で、その改革についてだが‥‥現状をちょっと。
まず「情報公開法」ってのはとっくにあったのだけど、肝心の文書がないのではどうしようもない。そこで「公文書管理法」ってのができたのだが、それが昨年2009年の6月、自民党政権時だ。だがその時点で、「文書を一元的に管理するためとして、民主党が主張していた公文書管理庁の設置は見送られた」。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062401000848.html
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062401000225.html
瀬畑氏は、この問題では自民党に厳しく、民主党を野党時代からそれなりに評価されてきた。公文書管理法の制定時における、民主党による法案修正のガンバリなどだ。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=34
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2009-06-12
特に北海道ニセコ町長として、実際に「ファイリングシステム」を導入した、逢坂誠二衆議院議員とか。
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2008-10-13
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────しかし、与党になってからはどうなんだ?
まず閣僚では、行政刷新担当大臣が、公文書問題も担当なんだそうだ。仙石由人氏から、枝野幸男氏、そして今回の菅政権成立であの蓮舫氏にと、変わってきたわけだが、公文書問題では、枝野氏が一番熱心で詳しかったらしい。今回彼は幹事長として党務の方にまわってしまったのだが。
ただ「情報公開法改正を目指す検討チームができている中で、枝野氏に近い議員が就任したのはまだ救いなのかもしれません」‥‥なるほどね。下参照。
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2010-06-09
あと公文書管理法は、運用の具体的なルールは「後で作る政令に任せる」みたいなのが割とあるらしく、そこで骨抜きにされるかも知れず、油断できないのだとか。パブリック・コメントを募集して、政令を出す、というのを何回か繰り返すらしいのだが‥‥。
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しかし!ダントツで気になるのは下だ。国立公文書館の理事さんのお話。
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「民主党も公文書管理法に積極的だったので、予算請求で常勤30人、非常勤30人増員を要求したら、非常勤10人だけしか認められなかった。予算の増額請求の場合、財源を見つけてこいという話になっていて困っている」
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2010-06-27
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────つまり、枝野氏などはともかく、結局民主党は、公文書問題を、特別視していない、ということか!!
40人が100人になったって外国とはまだまだ大差があるんだぞ、なのにそれさえダメか!?
どこのせいだ?財務省主導のせいか?いやそれでも政治家が問題を分ってれば‥‥。
確かにすぐ成果につながるって話じゃない。でも「基礎的な運動神経」に関わることは、政策全てに広く影響することだろ!?そもそもなんで「政治主導」を言っていたのに官僚頼みになったんだよ。
やはりここでこそ政治的判断を発揮して、特別扱いするべきではないのか!?
筆者は思う。公文書問題と党のシンクタンク創設と、これだけを政権公約に、選挙を戦ってもいいくらいだ!!!!(いや、まあ財政も大事なんだけど‥‥)
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‥‥‥‥と言うわけで、民主党への御意見はこちら。ガンガンつついてやりたいです。
https://form.dpj.or.jp/contact/
晃彩 晶 Kousai Akira 2010.07/04(日)