「権八」と言えば、その昔「小泉首相が来日中のブッシュ大統領と訪れた居酒屋さん」として、広く知られるようになりました。
そちらの西麻布店は、映画「キル・ビル」の舞台モデルとなったこともあり、やはりお客さんは外国人率が高いですね。
勤務先の海外オフィスから来た外人ビジターを食事に連れていく先としても、何かと話のタネによい店です。
さて、渋谷は道玄坂を上がったところにある店は、西麻布店とは異なる趣ながら、高層階からの眺めが絶好のロケーションです。
お蕎麦や焼鳥が気軽に味わえるランチタイムも近隣のオフィスワーカーを中心に賑わっています。
14階にあるお店の入り口です。
昼間でも照明は暗めの店内です。
ここ渋谷店は、お寿司部門もありますが、そちらはランチタイムでも2,000円くらいの握りのセットからかな?
焼鳥とお蕎麦の方は、よりリーズナブルな価格のセットが揃います。
焼鳥丼のサラダセットを頂くことにしました。
まずはサラダとお味噌汁。
サラダはレタスと海苔の極めてシンプルな和風味。
味噌汁は大根、ニンジン、ゴボウたっぷりの豚汁。
ぱっと見の印象よりずっと沢山具が入っていました。
主役の焼鳥丼登場。
ソボロ、つくね、モモに、ししとうといった構成です。
モモはふっくら、ジューシーな焼き上がり。
つくねはふっくらした中に、少し入った軟骨の食感が嬉しいです。
欲を言えば、レバーも欲しかったかな。
好きなんで。
特筆すべきはソボロで、よくあるポロポロなタイプではなく、しっとり、少しねっとり感のある柔らかなものでした。ワサビとも相性よしです。
デザートはきなこアイス。黒蜜のソースともピッタリで、充実感のあるお味です。
…最初は少し冷えすぎで、固かったけど。
上品な焼鳥丼、男性はもう少しがっつりいきたいかもしれませんが、お味は上々です。
またこちらは夜に久々に来てみたいですね。
皆でワイワイもいいんですが、女性一人でカウンターでお寿司を楽しんでいてもサマになる店です。
ごちそうさまでした!